鷹木信悟、オカダとの死闘を制してIWGP世界ヘビー級王座戴冠!次期挑戦者には飯伏幸太を逆指名「潰し合いしようぜ」

鷹木信悟、オカダとの死闘を制してIWGP世界ヘビー級王座戴冠!次期挑戦者には飯伏幸太を逆指名「潰し合いしようぜ」

オカダとの熾烈な戦いに挑んだ鷹木。ベルト奪取への猛アピールを続けてきた男の気迫は普段以上に凄まじかった。(C)新日本プロレス

6月7日、新日本プロレスは毎年恒例の大阪のビッグマッチ『DOMINION 6.6 in OSAKA-JO HALL』大会を、大阪城ホールで開催。大注目のメインイベントでは、IWGP世界ヘビー級ベルトを懸けて、オカダ・カズチカと鷹木信悟が対戦した。

 両雄の対戦が実現したのは、鷹木との5.4福岡国際センター大会での防衛戦で首を負傷した前王者のウィル・オスプレイが急転直下でベルトを返上したことにあった。これを受けて、他でもない鷹木が「この俺は準備万端だぜ。このままじゃ、終われねえんだよ!」と、再びチャンスを引き寄せるべく、猛アピールを開始。

 すると、5.26後楽園ホール大会に来場したオカダが、「ベルトに挑戦する予定でしたけども、今回は辞退をさせていただこうかなと……そんなの思うわけないよね。だってオレ、元気だもん!」とIWGP世界ヘビー獲りを宣言。「いま、オレみたいな人間がチャンピオンになって、盛り上げないとダメだと思ってるので。必ずチャンピオンになります!」と、長らく離れていたIWGPヘビー級王座戦線復帰を高らかに明言したのだ。

 試合前から場内の熱気が高まりを見せるなかで、両雄は腕の取り合いから始まる静かな立ち上がりを見せる。
 
 まるでグランドでの攻防を楽しんでいるかのように目まぐるしい展開を見せる両者。そのなかでペースを握った鷹木は、場外戦からリングに戻ってから自慢のパワーでオカダにダメージを与えると、「どうした?ベルトはオレがいただくぞ!」と挑発する。これに憤慨したオカダも反撃に転じると、場外で鉄柵を使ったDDTを決める。さらにリングに戻ってからもヘビー・レインからマネー・クリップを炸裂した。

 再び一進一退の攻防が続くなかで、レフェリーの制止を振り切って攻めまくる鷹木に、再びキレたオカダはマネー・クリップを極めると、旋回式のツームストン・パイルドライバーからマネー・クリップと矢継ぎ早に攻撃を繰り出していく。

 それでも何とかロープブレイク。たまらず場外にエスケープした鷹木は、場外に降りてきたオカダをMADE IN JAPANで迎撃。さらにカウントギリギリでリングインするオカダを串刺しバンピングボンバーからのSTAY DREAM、エルボー連打と確実にダメージを与えていった。
  ここで30分が経過。次第に意地のぶつかり合いとなっていくなかで、ついに決着を見る。ラリアットからレインメーカーを狙ったオカダに対し、鷹木がレインメーカー式バンピングボンバーから再びのバンピングボンバーを炸裂。ここではカウント2で逃げられるが、続けてスライディングDを決めると、すかさずラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決めてカウント3をもぎ取った。

 36分の死闘を制して第3代王者となった鷹木は、試合後にマイクを握ると、「ここにIWGPのベルトがある。これは夢なんかじゃねぇな。間違いなく現実だろう。改めまして、オレが第3代IWGP世界ヘビー級チャンピオンの鷹木信悟だ!」とファンへ主張した。

「いろいろあったけど、今日の試合で完全に這い上がったぞ! これがゴールじゃない! スタートだ! こんな世の中だからこそ! オレみたいな元気ハツラツなやつが活躍しなきゃダメだろ?」
 
 さらに「まだ話したいことがあるんだよ」と続けた鷹木は、「初防衛の相手は決まってんだよ!おーい!飯伏!出て来い!」とオスプレイの前にベルトを保持していた飯伏幸太を呼び出したのだ。

「飯伏! 人生って面白いよな? 2か月前はお前がベルトを持ってて、オレが挑発しても、お前はうんともすんとも言わなかった。でも今日はどうだ? オレがベルトを持っているぞ。感謝してるぞ! 飯伏。オレが言いたいことはただひとつ! このベルトを賭けてオレとやるのか? イエスか? ハイか? 答えろ!」

 この逆指名に対して飯伏は、「イエスでもハイでも関係ないんだよ。やってやるよ!」と受諾。これに鷹木は「飯伏!オレたちにしか出来ない潰し合いやろうぜ!」と叫んだ。

◆新日本プロレス◆
『DOMINION 6.6 in OSAKA-JO HALL』
2021年6月7日
大阪・大阪城ホール
観衆 3045人
▼第3代IWGP世界ヘビー級王座決定戦(60分1本勝負)
●オカダ・カズチカ(36分00秒 片エビ固め)鷹木信悟○
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
※鷹木が第3代王者となる。

取材・文●どら増田

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