37歳を迎えるレブロンの最適ポジションはPG、それともPF?レジェンドOBマジックが見解<DUNKSHOOT>

37歳を迎えるレブロンの最適ポジションはPG、それともPF?レジェンドOBマジックが見解<DUNKSHOOT>

今年12月に37歳を迎えるレブロン。体力の消耗を極力抑えるためにも、マジックはPFでのプレーを推奨している。(C)Getty Images

レブロン・ジェームズにとってNBAキャリア18年目となった2020-21シーズン。しかし、レギュラーシーズン中は右足の高位足関節捻挫で約1か月半の長期離脱を強いられ、プレーオフでも1回戦負けを喫し連覇の夢は潰えた。ルーキーイヤーから第一線で活躍し続けてきた“キング”も今年12月で37歳。ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOBマジック・ジョンソンは、レブロンの消耗度を抑えるための対策が必要だと主張している。

 今季前半戦のレブロンは平均25.8点、8.0リバウンド、7.8アシストを記録。ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)らとともにMVP候補に名前を挙げられるほどのハイパフォーマンスだったが、オールスター直後に右足を痛め、シーズン終盤は満身創痍の状態だった。

 マジックは米放送局『ESPN』の番組『KJZ』に出演した際、「レブロンにはどれくらいの時間が残っていると思う?」との問いに、このように答えている。
 「彼はハードな2年間を過ごすと思う。素晴らしいプレーをし、いまだゲームを支配できる男だと示さなければいけない。その後はKD(ケビン・デュラント/ブルックリン・ネッツ)の番になる」

 レブロンはこれまでスモールフォワードを主戦場としてきたが、レイカーズ在籍2年目の2019-20シーズンは、キャリアで初めてシーズンを通してポイントガードとしてプレー。卓越したパスセンスとコートビジョンを生かして自身初のアシスト王(平均10.2本)に輝き、チーム通算17回目のNBAタイトル獲得に貢献した。しかしマジックは、その“司令塔役”を懸念材料に挙げている。

「レブロンを4番のポジション(パワーフォワード)にすべきだ。なぜなら、これ以上彼を消耗させたくないからね。ボールを運ばせなければ、休むことができる。いつ休むかを精選する必要があるし、彼は265ポンド(体重120kg。公称は250ポンドの113kg)あるから、ポストに入り、そこにボールを入れれば相手はダブルチームをせざるを得ない。ただ、この場合はシューターが必要だ。昨季はダニー・グリーン(現シクサーズ)、時には(ラジョン)ロンド(現ロサンゼルス・クリッパーズ)がシュートを決めていた。ロンドのリーダーシップが恋しいよ。彼はコンペティターだし、レイカーズにはそういう選手が必要だ」
  同時に、マジックはレブロンの“代役”を確保する必要があるとも説いている。

「みんなレブロンに多くを求めすぎているんだ。ハードにプレーして、ボールを運んで、周囲を攻撃に組み込む。フレッシュな状態でプレーオフに臨ませたいなら、彼にポイントガードは頼めない。だから、ほかの選手がその役割をこなさないといけないんだ。レブロンは5つ目のタイトルが欲しいはず。コビー(ブライアント/元レイカーズ)が優勝を5回しているからね。少なくとも5回には到達するだろうが、マイク(マイケル・ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)と同じ6回は難しいだろう」
  レブロンは昨年12月に、レイカーズと2年総額8500万ドル(約94億円)で2021年からの延長契約を締結。向こう2年間で連覇を果たすとなれば、通算の優勝回数でコビーを抜き、ジョーダンに肩を並べることになる。マジックの見立てでは優勝の追加は1回だが、レブロンは“史上最高の選手”の比較対象として常に挙げられてきたレジェンド2人に、どこまで近づけるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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