「みんな身を粉にして働いている」シャックがレブロンのリーグ批判を一蹴「俺たちがすべきことは…」<DUNKSHOOT>

「みんな身を粉にして働いている」シャックがレブロンのリーグ批判を一蹴「俺たちがすべきことは…」<DUNKSHOOT>

シャック(左)はレブロン(右)のリーグ批判に対し、どんな状況でも“仕事”としてこなすべきと持論を展開した。(C)Getty Images

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、36歳となったプロ18年目も平均25.0点、7.7リバウンド、7.8アシストの成績を残したが、3月に右足首の脛腓靭帯を捻挫して21試合を欠場し、出場試合数は自己最少の45に終わった。

 シーズン終了後、レブロンはリーグのスタンスに批判の声を上げたが、怪物センターにして殿堂入り選手のシャキール・オニール(シャック)は、これを一蹴している。

 NBAのシーズンは通常6月に終了し、10月に翌シーズンの開幕と、約4か月のオフがある。しかし、2019-20シーズンは新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ中断もあり、ファイナル出場組は10月に終了、12月開幕とオフが半分の2か月しかなかった。

 今季はレブロン、アンソニー・デイビスのほか、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)が左ヒザ前十字靭帯断裂、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)がヒザ痛、ジェームズ・ハーデンやカイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)もケガに悩まされるなど、スターの離脱が目についた。

 プレーオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れ、連覇の夢が潰えたレブロンは、6月16日(日本時間17日)に自身のツイッターでリーグを批判した。
 「彼ら(NBA)はシーズンが始まるにあたって、俺の話を聞こうとしなかった。こうなることは分かっていたのにね。俺は選手の健康を守りたかった。それは結局、NBAの価値と利益につながるんだ。これらのケガは単なる“試合の一部”では済まされない。ただ単に、休養が不足しているために起きている。8人、9人のオールスター選手がプレーオフの試合を欠場している。リーグにとってもファンにとっても一番盛り上がる時期なのに、お気に入りの選手がごっそり欠けている。これは狂気の沙汰だ。1年を通してNBA選手の身体がどう動いているかを俺は知っている。俺はすべての選手の健康を代弁しているんだ」

 このツイートは大きな話題を呼んだが、現役時代に怪物センターとして鳴らし、引退後はご意見番解説者として人気を博すシャックは、『CNBC』でレブロンの発言について言及している。

「4000万人の人間が職を失っているような世界で、俺が2億ドル(約222億円)を稼いでいた時、文句を言うことはなかった。バック・トゥ・バック(2日連続の試合)続きでもプレーするだろう」

 シャックはレブロンの言ったことを酷評するつもりはないとしながらも、“仕事”としてこなすべきだと言葉を続けている。

「ただ、俺は個人的に文句を言ったり、言い訳はしない。なぜなら、現実にいる人間はみんな身を粉にして働いているからだ。俺たちがしなければならないのは、1日2時間トレーニングをし、夜に2時間試合をして、多くの金を稼ぐことだけ。俺の思考プロセスは(レブロンとは)少し異なる」

 シャックはややビジネスライクの嫌いがあるが、いずれにしてもスターがケガに見舞われない環境作りは、NBAの人気を保つためにも必要だろう。

構成●ダンクシュート編集部

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