「僕が悪い」勝負所でミスを連発した“戦犯”ポールが猛省「もっと大切にボールを扱わないと」<DUNKSHOOT>

「僕が悪い」勝負所でミスを連発した“戦犯”ポールが猛省「もっと大切にボールを扱わないと」<DUNKSHOOT>

ポールは第4戦でシリーズ最少の10得点、7アシスト。試合終盤の2本を含む、計5本のターンオーバーを犯し、サンズは逆転負けを喫した。(C)Getty Images

現地時間7月15日、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスとフェニックス・サンズによるNBAファイナル第4戦が行なわれた。

 この試合、サンズはデビン・ブッカーが大当たり。24歳の若き点取り屋は、第3クォーターまでに38得点を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露し、82―76と6点リードに導いた。

 しかし勝負の第4クォーターにバックスはクリス・ミドルトンが14得点、伏兵パット・カナトンの8得点を筆頭にチーム全体で33得点をあげ、守備ではサンズを21得点に封じることに成功。109−103で逆転勝ちを収め、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻した。

 優勝に王手をかけたかったサンズはブッカーが42得点、ジェイ・クラウダーが15得点、ディアンドレ・エイトンが17リバウンドを記録。クリス・ポールは10得点、7アシストをあげたが、この百戦錬磨の司令塔が第4戦の“戦犯”となってしまった。

 ポールはこの試合で5つのターンオーバーを犯したが、そのうちふたつは第4クォーターの終盤に記録。ひとつは残り3分40秒のパスミス、ふたつ目は残り27.2秒のファンブル、どちらも直後に失点する痛恨のプレーだった。
  局面でのミスが致命傷となったのは言うまでもなく、試合後にポールは「僕が悪い。意思決定が悪かった」と非を認めている。サンズのモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチも、「ターンオーバーでやられてしまった。今日は“自爆”してしまった場面が多々あった」とミスの多さが敗因になったと振り返った。

 この試合、サンズはフィールドゴール成功率でバックスの40.2%を大きく上回る51.3%をマークしたものの、試投数はこのシリーズ最少のとなる78本(バックスは97本)。これはターンオーバーが多かったこと、そしてオフェンシブ・リバウンドで5-17と圧倒されたのが原因だ。

 ポールも「彼らはうちよりかなり多くのシュートを放っていたから、もっと大切にボールを扱わないといけなかった。それなのに17回もターンオーバーをしてしまったら、いくらシュート力があっても得点のチャンスがない」と猛省した。

 今シリーズでポールは平均21.0点、3.0リバウンド、8.3アシスト、フィールドゴール成功率53.0%、3ポイント44.4%をマーク。ただターンオーバーは両軍最多の17本(平均4.3本)、第2戦以降の3試合では15本(平均5.0本)と増加している。36歳のベテランは4試合で平均37.3分間プレーしており、疲労の影響が出ているのかもしれないが、サンズに彼の代わりを務められる選手は誰もいない。

 悲願の初優勝ために必要な勝利数はあと2。これまでプレーオフで何度も涙を呑んできた“ポイントゴッド”は、第5戦でバウンスバックできるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
 

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