「驚くべきこと」イギリスGPでの角田裕毅の入賞をF1公式サイトも称賛!アルファタウリの開幕戦からのポイント獲得継続にも貢献

「驚くべきこと」イギリスGPでの角田裕毅の入賞をF1公式サイトも称賛!アルファタウリの開幕戦からのポイント獲得継続にも貢献

イギリスGPでは戦略勝ちでポイントを手にした角田。粘り強い走りに対する評価は高い。(C)Getty Images

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、イギリスGPで10位入賞を果たし、2戦ぶりのポイント獲得を果たした。

【関連動画】右リアが吹っ飛び、タイヤバリアに激突…イギリスGPでのフェルスタッペンとハミルトンの接触シーンはこちら

 今季より初めて導入されたスプリント予選レースによるフォーマットの変更により、各セッションで苦戦してきたルーキーだったが、16番手スタートの決勝レースではミディアムタイヤを労わりながら30周もたせた戦略が奏功し、ライバルの脱落という幸運もあって順位を上げ、チームに貴重な1ポイントをもたらした。

 スポーツ専門チャンネルの『Sky Sports』は「フリー走行を1回に減らされた状況でプレッシャーの下に置かれた角田は、予選でQ1敗退の失意を味わい、スプリント予選でも苦戦した。しかし、決勝レースではうまく事を進め、よくコントロールされたドライビングを最初から最初まで維持した」と称賛している。

 また、専門メディア『MOTORIONLINE』は「素晴らしいカムバック。予選でQ1敗退、スプリント予選でも順位を上げられずに困惑したが、決勝では長い第1スティントの末にチームメイト(ピエール・ガスリー)の後ろに迫り、彼のパンクによって1ポイントを手にした」と記述。また、『CRASH』は「角田の存在は、アルファタウリにとって唯一のエンターテイメントだった。10位入賞で、スプリント予選までの失敗を挽回してみせた」とポジティブに評した。
  F1公式サイトも、この21歳の日本人のレースに言及。彼がホンダのパワーユニットを駆ったドライバーの中で、唯一レースでポイントを獲得したこと、また角田の入賞によって、アルファタウリが開幕戦バーレーンGPからポイント獲得を継続していることを伝えている。

 ちなみに、ポイント獲得が途切れていないのはレッドブルとマクラーレンだけだが、前者は英国GPでマックス・フェルスタッペンがスプリント予選優勝で3ポイントを獲得するも決勝はリタイア、セルジオ・ペレスは16位フィニッシュということで(ルイス・ハミルトンを抑えてファステストラップを記録したが、10位以下でポイントはつかず)、“入賞”は途切れたことになる。

「F1では一度も走行経験のないシルバーストンで予選に“直行”することを余儀なくされた状況で、ポイントを獲得できたのはとても良かったです」と角田はレース後に語っているが、同メディアも「初のスプリント予選で16位に終わるなど、理想的なスタートを切ることができなかったにもかかわらず、驚くべきことにホンダ勢で唯一のポイントゲッターとなってみせた」と綴っている。

 厳しい状況でも結果を残したことは、少なからぬ自信をルーキーに与えたことだろう。次は夏の中断期間前の最後のレースとなるハンガリーGP。ここ数レースの舞台とは対照的なテクニカルなコースであるハンガロリンクで、どのようなドライビングを見せてくれるか要注目である。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!

関連記事(外部サイト)