「次の壁は金メダル」レスリング77キロ級で銅メダルの屋比久翔平が早くも目標設定!沖縄の子どもたちに「大きな夢を」【東京五輪】

「次の壁は金メダル」レスリング77キロ級で銅メダルの屋比久翔平が早くも目標設定!沖縄の子どもたちに「大きな夢を」【東京五輪】

グレコローマンスタイル77キロ級で銅メダルを獲得した屋比久。 (C)Getty Images

8月3日、東京五輪のレスリングは3日目を迎え、男子グレコローマンスタイル77キロ級の3位決定戦が行なわれた。屋比久翔平(ALSOK)は2日に実施された2回戦で、タマシュ・レーリンツ(ハンガリー)に敗れたが、レーリンツが決勝に進出したことで、敗者復活戦へ。そこでは不戦勝で、3位決定戦への出場が決まった。

 相手のモハンマダリ・ゲラエイ(イラン)は勝ったことがない相手で、序盤はリードされるものの、屋比久は前に出るスタイルを貫き通す。5分54秒に13−3としてテクニカルフォール(10ポイント以上差を付けること)で、勝利を決めた。

 銅メダルが決まった瞬間には雄叫びを上げた屋比久。沖縄出身のレスラーとして、初めて五輪の舞台に立ち、メダルを獲得した。昨日行なわれた同60キロ級では文田健一郎が銀メダルを獲得しており、2日連続で日本にメダルをもたらした。

 試合後のインタビューでは、「2回戦で負けてチャンスが転がって来たので、この悔しさを糧に銅メダルを取ってやると言う気持ちで挑んで取れたのでよかったです」と、コメント。続けて、「昨日と今日で違うところは、日々練習してきたグランドで返せたこと。そこが勝ちに大きくつながったと思います」と、昨日の敗戦を反省して生かしたことを明かした。
 「日本のトップになってからアジアのメダルは取りましたが世界のメダルが長年取れてなくて、それも含めて今回のメダルはすごく価値のある物かと思います」と、渇望していたメダルを手にしたことを喜んだ。そして、「メダルは取れたので、次の壁は金メダルになると思います」と先を見据えた。

 沖縄出身レスラーとして初の五輪の舞台にたったことについて聞かれると「沖縄で日々頑張っている高校生や中学生、ちびっこたちにも大きな夢を与えられたんじゃないかと思います」とうれしそうに話した。
 
 2020年8月5日には長男が誕生しており、もし会場で見ていたら「誕生日プレゼントとして(メダルを)かけてあげたかった」と言う屋比久。会場では実現しなかったが、子どもにとって最高のプレゼントになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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