レブロン、カリー、デュラントと共闘したジャベール・マギーの「キャリアを助けてくれた」選手とは?<DUNKSHOOT>

レブロン、カリー、デュラントと共闘したジャベール・マギーの「キャリアを助けてくれた」選手とは?<DUNKSHOOT>

これまでカリー(左)やデュラント(右)ら多くのスーパースターとプレーしてきたマギー(中央)だが、NBAキャリアの恩人に挙げたのは別の選手だった。(C)Getty Images

NBAキャリア13シーズンを終えたジャベール・マギーは、今夏ケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ)の出場辞退により、急遽アメリカ代表に招集され、東京オリンピックに参加。

 213p・122sのセンターは、ローテーションには入れなかったものの、出場4試合で平均6.3点、1.3リバウンド、フィールドゴール成功率76.9%を残して金メダルを手にした。

 なお、母のパメラは1984年のロサンゼルス・オリンピックでアメリカ代表の女子バスケットボールで金メダルを獲得しており、息子ジャベールとの親子で金メダルという快挙も達成した。

 大会期間中にマギーはフェニックス・サンズとの契約に合意。昨季デビン・ブッカーやクリス・ポールを中心とした布陣でプレーオフを勝ち上がり、ミルウォーキー・バックスとNBAファイナルを競い合った強豪チームで新シーズンを迎えることとなる。

 2008年のドラフト1巡目18位でワシントン・ウィザーズから指名されたマギー。これまでのキャリアでウィザーズ、デンバー・ナゲッツ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ダラス・マーベリックスと渡り歩き、豪快なダンクやブロックを炸裂しつつ、珍プレーで話題を集めることもあった。
  16−17シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズへ加入したマギーは、ロールプレーヤーとしてステフィン・カリー、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)、クレイ・トンプソンといったスター選手を支えて2連覇を達成した。

 18−19シーズンから2年間在籍したロサンゼルス・レイカーズでは、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスというスーパースターとプレーし、20年に3度目の優勝を経験。昨季はキャブズとナゲッツで計46試合の出場で平均7.3点、5.2リバウンド、1.2ブロックを残した。

 先日、マギーは母パメラと共に『Bleacher Report』に登場。「一緒にプレーしていて楽しかったのは誰?」という質問に「レイカーズに加入した最初のシーズンのレブロン」と発言し、ウォリアーズ時代のカリーやデュラント、トンプソンではなく、“キング”レブロンを選んだ。

 ただその一方、NBAキャリアでメンター(助言者)として最も大きな存在だった選手はナゲッツとウォリアーズで共に過ごしたベテラン選手を挙げた。
 「アンドレ・イグダーラだ。彼にはバスケットボールに限らず、オフコートでもプロフェッショナルとは何なのかを教えてもらった。彼は本当に、僕のキャリアを助けてくれた」とマギーは感謝している。

 そして当時のウォリアーズについて「彼らは正しいことをして、家族のように感じさせてくれた。まるで家にいるかのようにすべてのことをオーケーにしてくれた。バスケットボールを離れても、本当に細かいところまで気を配ってくれたんだ。そこで僕は、あのチームがこれまですごい成功を収めてきた理由が何だったのか分かったよ」と口にしていた。
  今夏の東京オリンピックでは、デュラントとドレイモンド・グリーンというウォリアーズ時代のチームメイトがいたほか、指揮官のスティーブ・カーがアシスタントコーチを務めていたからこそ、突然のオファーにも同意したのだろう。

 今季はポールという将来の殿堂入りポイントガードと、ブッカーという現役有数のスコアラーを擁するサンズでプレーすることとなる。自身4度目の優勝を飾るチャンスもあるだけに、エネルギッシュなプレーで存在感を見せつけたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 

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