シャックとコビーに“確執”はなかった?元同僚ペイトンが回顧「お互いの何かを欲しがる“悪ガキ”のよう」<DUNKSHOOT>

シャックとコビーに“確執”はなかった?元同僚ペイトンが回顧「お互いの何かを欲しがる“悪ガキ”のよう」<DUNKSHOOT>

現役時代にコビー(左)&シャック(右)とチームメイトだったペイトンは、2人の間に“確執”とは違うものを感じたという。(C)Getty Images

ロサンゼルス・レイカーズは今夏の大型補強により、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニーといったビッグネームを擁する、強力ラインナップが完成した。ブルックリン・ネッツが誇るケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンの“ビッグ3”を含め、近年はスーパーチーム結成が再びブームとなっているが、殿堂入り選手のゲイリー・ペイトンは、自分たちが“最初のスーパーチーム”だったと振り返っている。

 2000〜02年にシャキール・オニール&コビー・ブライアントのスーパーデュオで3連覇を果たしたレイカーズは、4連覇を狙った2002−03シーズンはカンファレンス準決勝で敗退。巻き返しを期すため、2003年のオフにはペイトンとカール・マローンの大ベテランがFA(フリーエージェント)で加入。シャック、コビー、ペイトン、マローンの“ビッグ4”で、再びNBAファイナルまで勝ち上がった。

 2008年にリーグ優勝したボストン・セルティックスのケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレン、2010年にマイアミ・ヒートに誕生したレブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュなど、“初代スーパーチーム”には複数の候補があるが、ペイトンは『Sports Illustrated』のインタビューで、2003−04シーズンのレイカーズがパイオニアだと自負を覗かせた。
 「興味深い年だった。俺とカール(マローン)がレイカーズと契約した時、俺はシャックのために来たし、カールは俺のために来た。おそらく、俺たち4人は最初のスーパーチームだった」

 当時のレイカーズと言えば、シャックとコビーの確執が噂され、のちに両者は別々の道を歩むことになるが、実際にチームのなかに身を置いたペイトンは、現実は少々異なったと振り返っている。

「シャックとコビーの確執について聞いたことがある。ただ、実際にはそうじゃなかった。兄と弟、彼らは競争相手だった。お互いの何かを欲しがる“悪ガキ”のよう。それがすべてさ」
  2020年1月にヘリコプター墜落事故に巻き込まれ、41歳の若さでこの世を去ったコビーについて、10歳年上のペイトンは「アイツはまだここにいるはずだった」と思いを明かす。

「レイカーズの一員となり、コビーと一緒にプレーするチャンスがあって良かった。その後、俺たちは本当の意味で親しい関係になったからね。アイツは特別な存在だった。誰も(本当の意味で)コビーを知らなかった。俺はアイツを1人の人間として、若武者として知るようになった。人々が考えるようなヤツじゃなく、ただ、バスケットボールコートでは、最後までやり遂げる男だったんだ。勝つためにやらなければいけないことをすべてする。それだけさ。俺にとっては何の問題もなかった」
  共闘した2003−04シーズンにリーグタイトルは手にできなかったが、ペイトンにとってはコビーらとスーパーチームを結成した思い出は、深く心に刻まれているようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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