現役引退のレディックは2部門でトップ20入り。NBA3ポイント成功数&成功率ランキングを発表<DUNKSHOOT>

現役引退のレディックは2部門でトップ20入り。NBA3ポイント成功数&成功率ランキングを発表<DUNKSHOOT>

引退を発表したレディック(左)は成功数と成功率でともにトップ20入り。カリー、トンプソンの両名も歴史に名を刻んでいる。(C)Getty Images

現地時間9月21日、ダラス・マーベリックスのJJ・レディックが現役引退を発表した。

 2006年に名門デューク大で全米最優秀選手に輝いたレディックは、同年のドラフト全体11位でオーランド・マジックに入団。NBA屈指の3ポイントシューターとして頭角を現わし、ロサンゼルス・クリッパーズ時代の2015−16シーズンには成功率47.5%で初のタイトルを獲得した。

 昨季までのキャリア15シーズンで積み上げた3ポイントは1950本。これは現役選手中5位、歴代でも15位にランクインする好記録だ。また、通算3ポイント成功率41.5%は、歴代17位に相当する。

 そこで今回は、NBAの3ポイント成功数&成功率のランキングをお届け。現段階でレディックを上回っている、また今後追い抜く可能性がある選手は誰なのか。まずは成功数トップ20からご覧いただこう。

■NBA3ポイント成功数トップ20
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの。◆=現役(昨季NBAに在籍)
1位:レイ・アレン/2973本(試投7429本/1300試合)
2位:ステフィン・カリー/2832本(試投6540本/762試合)◆
3位:レジー・ミラー/2560本(試投6486本/1389試合)
4位:カイル・コーバー/2450本(試投5715本/1232試合)
5位:ジェームズ・ハーデン/2445本(試投6728本/877試合)◆
6位:ヴィンス・カーター/2290本(試投6168本/1541試合)
7位:ジェイソン・テリー/2282本(試投6010本/1410試合)
8位:ジャマール・クロフォード/2221本(試投6379本/1327試合)
9位:ポール・ピアース/2143本(試投5816本/1343試合)
10位:デイミアン・リラード/2051本(試投5468本/682試合)◆
 11位:ジェイソン・キッド/1988本(試投5701本/1391試合)
12位:ダーク・ノビツキー/1982本(試投5210本/1522試合)
13位:レブロン・ジェームズ/1979本(試投5738本/1310試合)◆
14位:ジョー・ジョンソン/1978本(試投5331本/1276試合)
15位:JJ・レディック/1950本(試投4704本/940試合)◆
16位:JR・スミス/1930本(試投5178本/977試合)
17位:チャンシー・ビラップス/1830本(試投4725本/1043試合)
18位:カイル・ラウリー/1827本(試投4967本/960試合)◆
18位:コビー・ブライアント/1827本(試投5546本/1346試合)
20位:クレイ・トンプソン/1798本(試投4291本/615試合)◆

 3ポイントシュートはここ10年ほどで急速に試投数が増えたため、ランキングは近代の選手が大半を占める。そのなかでも1位のアレンと3位のミラーは、一時代前のNBAを代表するシューターとして長く上位に君臨している。

 2人の間に挟まれているカリーは、3ポイント全盛の現代NBAを象徴する存在。2015−16シーズンにはリーグ新記録の年間402本の大記録を打ち立て、2013年以降の9シーズン中6シーズンでリーグ最多成功数をマークしている。昨季も63試合で337本を決めており、今季中にはアレンを抜いてトップの座に躍り出ることが濃厚だ。

 そのほかの現役では、ハーデンとリラードがハイペースで3ポイントを量産中。新シーズンではハーデンが3位、リラードが6位へジャンプアップする可能性が高い。また、カリーの相棒であり、過去2シーズンの全休から復活するトンプソンにも注目。故障前は7年連続で200本以上の3ポイントを沈めているスナイパーは、本来の実力を発揮できれば一気にレディックを抜き去り、2000本の大台に到達できるだろう。
 ■NBA3ポイント成功率トップ20 
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの(成功250本以上が対象)。◆=現役(昨季NBAに在籍)
1位:スティーブ・カー/45.4%(成功726/試投1599)
2位:セス・カリー/44.4%(成功572/試投1287)◆
3位:ヒューバート・デイビス/44.1%(成功728/試投1651)
4位:ジョー・ハリス/43.8%(成功833/試投1903)◆
5位:ドラゼン・ペトロビッチ/43.7%(成功255/試投583)
6位:ジェイソン・カポノ/43.4%(成功457/試投1054)
7位:ステフィン・カリー/43.3%(成功2832/試投6540)◆
8位:ティム・レグラー/43.1%(成功260/試投603)
9位:スティーブ・ノバック/43.0%(成功575/試投1337)
10位:カイル・コーバー/42.9%(成功2450/試投5715)

11位:スティーブ・ナッシュ/42.8%(成功1685/試投3939)
12位:BJ・アームストロング/42.5%(成功436/試投1026)
13位:ダンカン・ロビンソン/42.3%(成功530/試投1254)◆
14位:クレイ・トンプソン/41.9%(成功1798/試投4291)◆
15位:ウェスリー・パーソン/41.8%(成功1150/試投2754)
16位:アンソニー・モロー/41.7%(成功807/試投1937)
17位:JJ・レディック/41.5%(成功1950/試投4704)◆
18位:マット・ボナー/41.4%(成功797/試投1923)
19位:ジョー・イングルズ/41.4%(成功993/試投2397)◆
20位:ルーク・ケナード/41.3%(成功360/試投871)◆
  成功率に関しては、一撃必殺の職人タイプに分があり、1位にはシカゴ・ブルズとサンアントニオ・スパーズで5度の頂点に立ったカーが君臨。かつての名脇役は現在、カリーとトンプソンが所属するゴールデンステイト・ウォリアーズの指揮官を務め、3度の優勝を経歴に加えている。その背中を現役のセス・カリー(ステフィンの弟)、ハリスらが追っているという状況だ。

 なお、前述の成功数ランキングとともにトップ20に名を連ねたのは4人(カリー、コーバー、トンプソン、レディック)のみ。その内の1人であるレディックは、改めて現代NBAを代表するシューターだったと言えるだろう。そして、質・量ともに他を圧倒するステフィン・カリーは、時代を変えた革命児たる所以が数字にも表れている。

構成●ダンクシュート編集部

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