ネッツがビッグ3全員と延長契約を結ぶ意向。ナッシュHCは新戦力の2人へ期待「我々を助けてくれる」<DUNKSHOOT>

ネッツがビッグ3全員と延長契約を結ぶ意向。ナッシュHCは新戦力の2人へ期待「我々を助けてくれる」<DUNKSHOOT>

新シーズンヘ向けて会見を行なったナッシュHC。ビッグ3に加え、新戦力も融合した豪華布陣で悲願の優勝を狙う。(C)Getty Images

現地9月21日(日本時間22日)、ブルックリン・ネッツのショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)とスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)が新シーズンに向けた会見を行なった。

 ネッツは今夏、ブレイク・グリフィンに加え、今年4月に一度は引退したラマーカス・オルドリッジと再契約。さらにフリーエージェントのパティ・ミルズ、ポール・ミルサップ、ジェームズ・ジョンソン、ディアンドレ・ベンブリーらと契約し、新たな陣容を完成させた。

 予想される先発ラインナップは、バックコートにジェームズ・ハーデンとカイリー・アービング、フロントコートにはジョー・ハリス、ケビン・デュラント、オルドリッジが並ぶ超豪華布陣となっている。

 8月上旬にはデュラントとMAX額の延長契約を結んでいるネッツは、今後しばらくは優勝を狙える体制を整えようとしている。開幕まで残り約1か月と迫るなか、マークスGMはハーデン、アービングとも延長契約を結ぶ意向であることを明かした。
 「2人とは非常にポジティブな会話ができている。次週か今後2週間のうちに、彼らとまた(延長契約の)話ができることを楽しみにしている」

 今季はトレーニングキャンプからデュラント、ハーデン、アービングのビッグ3が揃い踏みとなるネッツは、優勝候補として迎える開幕以降も注目を浴び続けることだろう。

 一方、2年目を迎えるナッシュHCは新たに加わった2人のベテランをどう見ているのだろうか。今夏の東京五輪でオーストラリアを銅メダルに導いたミルズについて、指揮官はこのように述べる。

「パティはスパーズでチャンピオンシップを獲得した選手。そのチームに10年間も在籍してきた。彼はこのチームのカルチャーを素晴らしく上昇させてくれると思う。彼が持つ個性とシュート力、ペースは我々のゲームを非常に助けてくれるだろう」
  さらにキャリア15年を誇るミルサップについても、ナッシュHCは賛辞を惜しまない。グリフィン、オルドリッジという元オールスターと共闘しつつ、ニコラス・クラクストンら若手ビッグマンにとって良き手本になるであろう36歳へ絶大な信頼を寄せる。

「ポール・ミルサップにはタフさと知性があり、ビッグマンとしてのスキルが備わっている。いくつかのポジションをこなせて、フロアを広げつつインサイドでプレーできる選手だ。パスができ、プレーメークも可能で、どんなディフェンスに対してもフィットすることができる」
  公称201cmとインサイドの選手として上背こそないものの、ミルサップは当たり負けしないパワーと多彩なスキルを兼備しており、ネッツが覇権を狙ううえでキーになる存在と言っていいだろう。

 今夏はロサンゼルス・レイカーズが同じく超豪華戦力を結成させたものの、イースタン・カンファレンスにおいてはネッツが選手層の厚さで群を抜いている。フランチャイズ史上初のNBA制覇に向けて、期待は膨らむばかりだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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