レッドブルが“幻のデザイン車”を披露! フェルスタッペンらがホンダへの思いを語る「日本でレースがないのが悲しい」

レッドブルが“幻のデザイン車”を披露! フェルスタッペンらがホンダへの思いを語る「日本でレースがないのが悲しい」

ハミルトンと熾烈な覇権争いを展開しているフェルスタッペン。トルコGPでは日本GP仕様の特別カラーで走行する。(C)Getty Images

F1は今週末から第16戦トルコ・グランプリが開幕するが、当初の予定では日本GPが2年ぶりに開催されるはずだった。しかしコロナ禍の影響により、海外関係者の入国が確実とならなかったことで、残念ながら中止が決定している。

【動画】日本語で「ありがとう」。“ホンダF1初優勝マシン”を模した特別カラーをチェック

 これに日本のレースファンは大いに失望を味わうことになったが、それはホンダも同様だ。2015年からの第4期F1活動を今季限りで終えると発表している日本のパワーユニットサプライヤーにとって、母国で有終の美を飾る機会を奪われてしまったのである。

 そんなホンダは今週末のトルコGPで、レッドブルのマシンに白をメインとしたカラーリングを施すと明らかにした。これは1965年メキシコGPでリッチー・ギンサーのドライブによってF1初勝利を飾った車「RA272」と同様の特別カラーで、側面には日本語で「ありがとう」と記されている。
  日本GPの中止を受け、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターも「プロジェクトの最終年に、母国であり我々のホームサーキットでもある鈴鹿でレースができないことを本当に残念に思っています」と語るが、チャンピオンシップ争いの上で絶対に落とせないこともあり、特別なマシンを走らせるイスタンブールのレースへは「今週末も全力で挑みます」と意気込みを示す。

 一方、レッドブルの公式サイトの中で「特別なカラーリングでなくても、ホンダのためにレースをすることは常に特別な気分。日本GPが行なわれないのは残念だけど、代わりにトルコで何かをできるというのはクールなことだよ」と前向きな姿勢を示しているのは、マックス・フェルスタッペンだ。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)と熾烈な覇権争いを展開している24歳は、さらに「違うビジュアルの車を走らせるのは本当に特別なことであり、とても楽しみにしている」と今週末への期待をコメント。その後も「ホンダとの最も幸せな思い出は、もちろん勝利であり、特に最初の勝利(2019年オーストリアGP)は、とても感動的だった」と続け、ホンダとの思い出を次のように振り返っている。
 「ホンダと一緒に仕事をすることは、大きな喜び。彼らは全てのレースでとても高いモチベーションを維持しており、常に最高のものを提供することにとても情熱的だ。だから、彼らと一緒に仕事をするのは本当に楽しかった」

 その他にも、チームメイトのセルジオ・ペレスが「日本でのレースがないのが、とても悲しい」と正直な感想を明かし、「ホンダPUを積んで日本でレースをするのは、とても特別なものとなるはずだった」と日本GP中止を惜しんでいる。
  また、ホンダについて「スタッフの誰かと話せば、すぐに彼らは新たなアイデアに取り組み始める。一緒に働くのがとても刺激的な組織」と評すと、トルコGPへは「日本のファンに素晴らしい結果を届けたい」と力を込めた。

 10月17日には、来季以降もレッドブル、アルファタウリのテクニカルパートナーとして、パワーユニット開発等をサポートすること、F1との関わりを保ち続けることを明らかにしているホンダ。区切りのシーズンとなる今季でのタイトル獲得を是非とも果たしたいところだが、今回のトルコGPでメルセデスに対して再びリードを奪えるか!?

構成●THE DIGEST編集部

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