「熱狂的な声援をもらえるように」石川祐希がイタリア7シーズン目に意気込み!東京五輪での複雑な心境も吐露

「熱狂的な声援をもらえるように」石川祐希がイタリア7シーズン目に意気込み!東京五輪での複雑な心境も吐露

石川の初戦は第2節のモンツァ戦。日本時間10月18日午前1時30分開始予定だ。(C)Getty Images

バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希が、イタリアリーグ セリエA 2021-22シーズン開幕に向けた国営放送の特別番組に生出演し、イタリア語で東京五輪や今シーズンへの抱負を語った。

 現地10月8日に放映されたこの2時間番組は、石川が所属するパワーバレー・ミラノの本拠地アリアンツ・クラウドから生中継された。イタリア初挑戦の2014シーズンに所属先のモデナで出会って以来の友人であり、現チームメートでもあるイタリア代表のマッテオ・ピアノがインタビュアーを務めた。

 チームカラーのブルーを基調とした観客席に座るふたりをカメラが映し出すと、ピアノは生放送でイタリア語を話すことを躊躇した石川を説得してインタビューが実現したことを明かした。「だから、ユウキは緊張しています」とジョークを投げかけると石川は照れた笑顔を返して、和やかな雰囲気でスタートした。

 まず冒頭の話題は両者がともに出場し、対戦も果たした東京五輪。石川は、世界中で一握りの選手だけが出場機会を得ることのできる母国開催の晴れ舞台に立ち、さらには主将という大役を担ったことについて称賛を受けると、「自分にとって初めての五輪が東京大会だったことを、とても幸福に感じている」と思いを明かした。日本代表は29年ぶりとなる準々決勝進出の快挙を達成して結果を残したものの、「残念だったのは無観客だったこと」と述べ、背中を押してくれる大歓声を欠いたことに心残りがあったと言う。
  セリエAは昨シーズン、選手や関係者に対して通算7万7000回のPCR検査を実施の上、全試合を無観客で開催した。今シーズンはコロナ禍の感染防止対策として、当初は入場可能な観客数を各会場における収容人数の35パーセントとしていたが、下部リーグを含む全クラブからの抗議により規制緩和を検討。ワクチン接種の完了、感染から治癒、直近48時間以内のPCR検査が陰性であることのいずれかを証明するグリーンパスの提示や会場内でのマスク着用の義務化などを踏まえ、クラブ側の希望した65パーセントには届かなかったが50パーセントまで引き上げることを決定した。

 サポーターの目の前で力を発揮できる念願の今シーズンに向けて、石川は、「(イタリアならではの)熱狂的な声援をもらえるようにたくさん得点したい」と力強くコメントした。

 世界最高峰リーグで、「トップレベルの選手たちとの対戦を楽しんでいる」と頼もしい言葉を残した石川。五輪メダリストを始め強豪各国から実力ある選手たちが新たに参戦する今シーズンへ向け、「厳しい戦いになると思うが、より多くの勝利を挙げられるよう頑張りたい」と意気込みを語ってくれた。

 チーム合流後のテストマッチ2試合に出場していない石川だが、コンディションを整えコートに戻る日は近づいているはず。イタリア7シーズン目を迎える日本のエースのさらなる進化を期待したい。

 2021-22シーズンは全13クラブ(昨シーズンから+1)となるため、レギュラーシーズン前後半それぞれで、各クラブに試合のない休養日が設定される。ミラノは第1節が休養日となるため、第2節のモンツァ戦(日本時間10月18日午前1時30分開始)が初戦となる。

構成●THE DIGEST編集部

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