「『LAに来い』とは言われなかった」リラードが今夏にレブロン&デイビスと会っていたことを明かす<DUNKSHOOT>

「『LAに来い』とは言われなかった」リラードが今夏にレブロン&デイビスと会っていたことを明かす<DUNKSHOOT>

今夏にレブロン(右)、デイビスと会っていたことを明かしたリラード。ただ、リクルートの場ではなかったという。(C)Getty Images

一昨季の2019−20シーズン、ロサンゼルス・レイカーズは10年ぶり17回目のリーグ制覇を成し遂げた。しかし昨季は主力に故障者が相次いだ結果、ウエスタン・カンファレンス1回戦でフェニックス・サンズの前に2勝4敗で敗北。連覇の夢は早々に潰えてしまった。

 そして迎えた今夏、覇権奪回のために“第3のスーパースター”獲得を目指したレイカーズは、大型トレードでワシントン・ウィザーズからラッセル・ウエストブルックを獲得。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとともに超強力ビッグ3を完成させたわけだが、このトレードが実現する以前には、クリス・ポール(サンズ)やデマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、カイル・ラウリー(マイアミ・ヒート)といった他のスター選手も獲得候補に挙がっていた。
  ポートランド・トレイルブレザーズの絶対的エース、デイミアン・リラードもレイカーズ入りを噂された1人だった。過去8年連続でプレーオフに進出しているブレイザーズだが、うち5回はファーストラウンドで敗退。昨季も1回戦でデンバー・ナゲッツに敗れた後、リラードがチームに限界を感じたかのような言葉を発したため、チャンピオンリングを求めて他の強豪へと移籍するのでは、との予想もされていたからだ。

 しかし結局トレードは実現せず、リラードは残留し、今季もブレイザーズの一員として優勝を目指している。ただ、『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者によれば、今夏にリラードはロサンゼルスにあるレブロンの自宅でレブロン、デイビスに会い、レイカーズ行きの可能性について話し合ったという。

 同メディアのインタビューで、リラードはその時の状況を回想。直接リクルートをされたのではなく、あくまで情報交換のためにレブロン邸を訪れたそうだ。

「ブロン(レブロンの愛称)は俺に、自身の置かれている状況についてどう考えているのかと聞いてきた。だから俺は、以前から言っているように『すべての試合に勝つための環境にいたい』と答えたんだ。
  そして彼は、もし俺が(ブレイザーズから)出ていけば(リーグの)状況はこうなるだろうと話してくれたよ。彼は俺に『LAに来い』とは言わなかったし、リーグがどうなるかということ以外、例えば俺が知り得ない情報とかは何も言わなかった。俺の方からは『もし君と一緒にプレーするとなれば、マッチするだろうね』みたいなことを話したよ」

 ただ、リラードは以前から現代NBAのトレンドであるスーパーチーム結成に対して否定的な意見を持っていたため、レイカーズでレブロン、デイビスに合流することに躊躇いがあったのだろう。その話し合いのなかで「これが俺の望む道なのかどうかわからない」と口にしたことを明かしている。
  はたして残留の道を選んだリラードの決断は正しかったのだろうか。今季のブレイザーズは開幕8試合を終えた時点で3勝5敗と苦戦しており、このままリーグ下位に沈むようであれば、トレード説が再加熱するのは間違いない。そうなった場合、今や稀少となったチーム一筋の生え抜きスターが、また1人減ってしまうかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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