“期待外れ”のレイカーズに周囲の評価は? 「依然として優勝候補」「欠陥だらけ」と賛否両論<DUNKSHOOT>

“期待外れ”のレイカーズに周囲の評価は? 「依然として優勝候補」「欠陥だらけ」と賛否両論<DUNKSHOOT>

“優勝候補”と呼ぶには期待外れなここまでのレイカーズ。周囲の評価も懐疑的なものになってきている。(C)Getty Images

ロサンゼルス・レイカーズは2021-22シーズンの開幕10試合を、5勝5敗という成績で終えた。今夏にラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドといった経験豊富なオールスタープレーヤーの加入を考えれば、物足りない結果だろう。

 ただ、現時点ではウエスタン・カンファレンスの首位争いを演じるゴールデンステイト・ウォリアーズやユタ・ジャズに遅れをとっているものの、元NBA選手のジェイレン・ローズはそれでもなお、レイカーズが優勝の本命だと主張している。

 レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板を擁し、2019-20シーズンに通算17回目のリーグ優勝を果たしたレイカーズは、昨季は主力のケガの影響でプレーオフ1回戦負けに終わった。その完敗を受けて今夏は大型補強を敢行。ベテランのスター選手と職人肌のロールプレーヤーで脇を固め、豪華な陣容を完成させた。
  しかし、いざ蓋を開けてみれば、開幕2連敗スタートに始まり、ウエストブルックがアジャストに苦戦。頼みのレブロンも腹部の張りで最低1週間の欠場が決まるなど、一向に調子が上がってこないのが現状だ。11月4日(日本時間5日)のオクラホマシティ・サンダー戦では、最大19点のリードを奪いながら逆転負けを喫した。

 1試合あたりのファーストブレイクポイントはリーグ6位(15.2)、ペイント内得点も4位タイ(49.4)ながら、オフェンシブ・レーティングで19位(105.1)、ディフェンシブ・レーティングは14位(106.3)、平均得点が12位(110.1)、平均失点に至ってはリーグ26位(111.3)と低迷。カーメロがスーパーサブとして平均16.5点、3ポイント成功率49.2%をマークしているのは救いだが、戦力に見合う結果を残せていない感は否めない。

 それでも、開幕前から“レイカーズ推し”だった米スポーツ専門局『ESPN』のアナリストを務める元NBA選手のジェイレン・ローズは、ポッドキャスト番組『Jalen & Jacoby』で、引き続き彼らを優勝候補の本命に据えている。

「レイカーズはNBAのトップポイントガードたちを守り、ドリブルを止めるには問題を抱えている。それにはシーズンを通して悩まされるだろう。ただ、レイカーズは明らかにバスケットボールにおけるベストチームだ。私のなかで優勝候補に変わりない。

 彼らは決してウエストの第1シード、第2シードになることはない。まずレブロンを休ませ、ロード・マネジメント(コンディションを優先してあえてレギュラーシーズンでは休養を与え、プレーオフに調子のピークを持っていく手法)する必要がある」 またローズはレイカーズ苦戦の現状について、『ESPN』の別番組『NBA Countdown』でレブロン不在を要因として指摘。中心選手のほとんどが30歳以上で、レギュラーシーズンをフルパワーで戦い抜くには不安要素が多いが、それさえクリアできれば問題はないと見ている。

「苦しんでいるのはベストプレーヤーのレブロンがいないからだ。AD(デイビスの愛称)は29得点、18リバウンドをあげる力を依然として持っているし、カーメロもショットを決めている。レイカーズは健康ならベストチームだ。私からすれば、レブロンよりもADのほうが健康に関しては不安が残るけどね」
  一方で、米放送局『CBS Sports』によれば、NBAのエグゼクティブやスカウト、元選手からはレイカーズに対して懐疑的な目が多いという。

「レイカーズはクソみたいなショーだ」(NBAエグゼクティブ)
「レブロンは年老い、タフネスさや信頼性が落ちている」(NBAスカウト)
「ラス(ウエストブルックの愛称)を放出しないといけないかもしれない。ロースターには欠陥がありすぎる」(元NBA選手)

 メンバーを大きく入れ替えただけに、ケミストリー構築に時間がかかるのは織り込み済みだが、新生レイカーズはシーズン中に組み合わせの“最適解”を見出し、18回目のリーグ優勝に向けて邁進できるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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