ついに再戦へ! 井上尚弥とドネアの統一戦実現をフィリピン紙が強調「カシメロは後退した」「交渉が進んでいる」

ついに再戦へ! 井上尚弥とドネアの統一戦実現をフィリピン紙が強調「カシメロは後退した」「交渉が進んでいる」

2019年の対戦では文字通りの熱戦を演じたドネア(左)と井上(右)。この両雄の再戦が実現に向けて動き出している。(C)Getty Images

ボクシング界でも屈指の注目度を誇る好カードが、実現に向けて動き出している。

 現地時間12月22日、フィリピン紙『Phil Star』は、井上尚弥(大橋)とノニト・ドネア(フィリピン)の対決について「交渉が進んでいる」とすっぱ抜いた。
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 かねてから注目を集めるビッグマッチだ。2019年11月に開催されたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の決勝で対決した際には、12回のフルラウンドを戦った末に井上が判定勝ちを収めていた。

 一度は敗れたドネアが望むのは再戦だ。今年5月にノルディーヌ・ウバーリ(フランス)とのWBC世界バンタム級王者を制して王座返り咲きに成功した39歳は、今月11日に行なわれたレイマート・ガバリョ(フィリピン)戦後に、「イノウエとの再戦こそが、私たちが探し求めているものであり、チームの明確な目標でもある。もちろん世界統一戦としてやりたい」と、“打倒・井上”を明言。WBAスーパー、IBF世界とWBAのベルトをそれぞれ保持するふたりのリマッチには、大きな注目が集まっている。
  開催に向けては、追い風(?)も吹いている。もうひとりのバンタム級王者であるジョンリエル・カシメロ(フィリピン/WBO)が今月11日に開催予定だったポール・バトラー(英国)との防衛戦を体調不良によってキャンセル。王座の保持は発表されたものの、次戦以降に向けた動向も不透明な状況にあるのだ。

 ライバルの予期せぬ状況もふまえて、ドネアと井上が統一戦を行なう可能性は、今まで以上に高まっているとも言われている。そんなバンタム級戦線について「カシメロは一歩後退した」と記した『Phil Star』は、「“フィリピンの閃光”ドネアと“モンスター”イノウエによる待望の統一戦に向けた交渉が進んでいる」とレポートした。

「すでにドネアの陣営がイノウエのチームと話し合っていることを確認した。本人同士もそれに納得している。両陣営は来年3月に大戦の実現をさせるべく交渉を進めており、ドネアも、『私のプロモーターは、イノウエの代理人であるホンダさんと話し合っていて、3月にはやるつもりでいる』と語っている」

 39歳にして「バンタム級のすべてのベルトを手にするつもりだ」(『Phil Star』)というドネア。老いてなお意気軒昂といった様子の猛者と最盛期にある井上の勝負は、間違いなくボクシング史に残るだけに正式決定を待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部
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