朱里が林下詩美との激闘を制して二冠王に! 「天国のママ。ベルト獲ったよ!」と歓喜の咆哮【スターダム】

朱里が林下詩美との激闘を制して二冠王に! 「天国のママ。ベルト獲ったよ!」と歓喜の咆哮【スターダム】

詩美との激闘を制した朱里。彼女はついに念願の二冠王となった。

12月29日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、両国国技館で年内最後のビッグマッチ『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021 』を開催した。

 スターダムにとって両国国技館に進出するのは、8年8か月ぶりの大イベントだ。そのメインイベントでは赤いベルトこと、ワールド・オブ・スターダムのチャンピオンである林下詩美と、『5☆STAR GP2021』優勝者で挑戦権利証を保持している朱里が、SWAを懸けたダブルタイトルマッチを行なった。

 時間無制限1本勝負で行なわれた試合は静かな立ち上がりに。この両者の駆け引きをファンも緊張感を保ちながら、固唾を飲んで見守る。あっという間に5分が経過。ここで詩美が渾身のラリアットで朱里を場外に吹っ飛ばすが、詩美は追わない。リングに戻った朱里はキックを叩き込むとコーナーからエプロンの詩美目掛けてギロチンドロップを炸裂。2人は場外でも一進一退の攻防を繰り広げる。

 そして、コーナーでの張り合いを制した詩美は奈落式のシュバインを見舞う。かたや朱里も雪崩式の朱雀から白虎に移行し、ロープブレイクしたところで25分経過。ここから詩美がラッシュを仕掛けるも朱里が粘り、ついに試合は30分経過する。

 ここで詩美はベイダーハンマーを連打。そして必殺のハイジャックボムを決めるもフォールに入るのが遅れてカウント2と試合は決まらない。そして35分が経過した時だった。朱里が裏拳の連打から、新技の「朱世界(肩車式変型エメラルドフロージョン)」という大技を決めてカウント3をもぎ取ったのだ。
 「最初に伝えさせてください。天国のママ! ベルト獲ったよ! そして林下詩美!あなたは私にとって最高のライバルです。通算100分もの死闘!私たちにしか出来ない誇りだと思ってます」

 そう朱里が語ったあと、2人は握手を交わしてから抱擁。詩美は控室へと下がっていった。

 再びマイクを握った朱里は、二冠王への想いを熱く語った。

「やっと、やっとスターダム最高峰の赤いベルトを掴むことが出来ました。私はプロレス14年目になります。たった一度の人生後悔なく生きる! その言葉を胸に、来年輝いていきたいと思います。キックボクシング、総合格闘技、プロレス、3つを極めた私が作り上げた“朱世界”が来年始まります。これからも来年もスターダムをよろしくお願いします」

 スターダムの頂点に立つチャンピオンとして来年以降の抱負も口にした朱里。宿命のライバルでもある詩美を破った彼女からは2022年も目が離せない。

◆スターダム◆
『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021 』
2021年12月29日
東京・両国国技館
観衆 3039人
▼ワールド・オブ・スターダム&SWA世界王座二冠選手権試合(時間無制限1本勝負)
<ワールド王者>●林下詩美(36分33秒 片エビ固め)朱里○<SWA王者>
※朱世界
※詩美がワールド王座10度目の防衛に失敗。朱里が14代王者になり、SWA王座9度目の防衛に成功。

取材・文●どら増田

【動画】大技炸裂で歓喜の戴冠! 朱里が林下詩美から飾った勝利の瞬間

関連記事(外部サイト)