「今の選手たちは怠け者」シャックがスーパーチームに嫌悪感!一方でアデトクンボを称賛「リスペクトしている」<DUNKSHOOT>

「今の選手たちは怠け者」シャックがスーパーチームに嫌悪感!一方でアデトクンボを称賛「リスペクトしている」<DUNKSHOOT>

シャックはスーパーチームが流行する現代のリーグの風潮に苦言を呈した。(C)Getty Images

「スーパーチーム」――。2021−22シーズンのNBAで頻繁に聞かれる言葉だ。

 ロサンゼルス・レイカーズがレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板に、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンド(現クリーブランド・キャバリアーズ)を補強して強力な陣容を作り上げた。

 また、ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を擁していたブルックリン・ネッツも、昨季途中から在籍していたブレイク・グリフィンに加え、ラマーカス・オルドリッジ、ポール・ミルサップ、パティ・ミルズと実力者を加えた。

 しかし、殿堂入りセンターであるシャキール・オニール(シャック)は、このスーパーチームが流行となりつつあることに異議を唱えている。

 スーパーチームの根源は、2010年にドゥエイン・ウェイド、レブロン、クリス・ボッシュがマイアミ・ヒートで結成した“スリーキングス”とも言われる。レブロンはヒートで12年、13年にリーグ優勝を果たしたのち、キャブズに戻って16年にリーグタイトルを獲得し、18年に移籍したレイカーズでも自身を中心にNBAの頂点に立った。

 しかし、コビー・ブライアントと強力デュオでレイカーズ3連覇、ヒートでもウェイドとのコンビで06年に優勝を経験したシャックは、徒党を組む風潮には反対のようだ。ポッドキャスト『Big Shot Bob Pod』で、現役時代の例を引き合いに出しながら、持論を展開した。
 「俺が聞いた言葉は『新時代』。今の選手たちは本当に怠け者で、甘ったれだ。俺やビッグショット・ロブ(ロバート・オリーの愛称)に敬意を表してもらいたいものさ。もし俺が(オーランド・マジックに所属していた)1994年にヒューストンに(正しくは95年)敗れたあと、(スター選手たちと)チームを結成しても問題ないと分かっていれば、(ロケッツで)アキームとロブと一緒にプレーしていただろう。シカゴが俺たちを倒すたびに、マイケル・ジョーダンと一緒にプレーすることもできただろう。サンアントニオでティム・ダンカン、デイビッド・ロビンソンとともに戦うこともできた。実際、それで勝つこともできただろうが、俺はそれを選ばなかった。自分の傷をなめ、そういった選手を打ち負かしたいと思ったからね」

 シャックは『Jimmy Kimmel Live』でも、マジック時代の1994−95シーズンにイースタン・カンファレンス準決勝でジョーダン擁するブルズを倒したことに触れながら、同様の主張をしている。
 「俺はみんなが競争して打ち負かしたいと思っていた時代の選手だ。だから、どのチームでスターが手を組んでいるのかを見て、逆に俺はスーパースターを必要としているところに行って、スーパーチームの倒し方を教えていた。俺はプレーオフでジョーダンを倒した最後の男であることを誇りに思っている」

 一方で、2013年のNBA入りからミルウォーキー・バックス一筋で過ごし、孤軍奮闘時代を乗り越えて、昨季8年目でリーグ優勝を掴んだヤニス・アデトクンボをシャックは称賛している。
 「俺がヤニスを尊敬している理由のひとつは、彼が『誰とも友達ではない』と言ったことだ。俺はひとつのことを貫いて、勝ちたいタイプ。だから、ヤニスのチャンピオンシップをリスペクトしている」

 今季、ネッツやレイカーズといったスーパーチームがチャンピオンになった場合、シャックの“現代斬り”にも拍車がかかりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
 

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