新日本が対抗戦に完勝! 号泣の清宮海斗にオカダ・カズチカが見せつけた“差”。武藤敬司が説いた「猪木さんの教え」とは?

新日本が対抗戦に完勝! 号泣の清宮海斗にオカダ・カズチカが見せつけた“差”。武藤敬司が説いた「猪木さんの教え」とは?

快勝を収めてポーズを決める棚橋(左)とオカダ(右)。これで新日本から6勝4敗1分けの勝ち越しとなった。写真:徳原隆元

1月8日、新日本プロレスは横浜アリーナにて『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』を開催した。大注目のメインイベント2では、IWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカが、IWGP USヘビー級チャンピオンの棚橋弘至とタッグを結成。ノア所属となった新日本OBの武藤敬司&一昨年オカダとの対戦をアピールした清宮海斗のタッグと対戦した。

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 試合は序盤からオカダ&棚橋が清宮に厳しい攻撃を仕掛ける。途中、初対決となったオカダに武藤がシャイニングウィザードを炸裂させる場面もあったが、最後はオカダが開脚式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを決め、粘る清宮を“チカラ”でねじ伏せた。
  試合後、完敗を喫した清宮は悔しさからか号泣。その様子を見たオカダに「こんなんで泣いてんじゃねーぞ! 帰れ! 邪魔だオラッ!」と一喝され、武藤にも「泣くな」と抱き抱えられながらバックステージへ。リング上では、オカダ&棚橋が“プロレスのチカラ”を生み出せたことについて、ファンへの感謝を述べて大会を締めた。

 また、バックステージでオカダは、清宮について「まぁ、それはもう見た人が感じてください。僕が言うとね、ちょっとひどいことになってしまうかもしれないので」と厳しい言葉を押し殺しつつ、「それぐらい、差を感じたと思います」と正直な感想を明かしている。

 さらに「武藤さんにとっても『オカダと戦えた』っていういい記念になったんじゃないかなと思います」と続けると、「清宮“選手”だったけど、もう清宮“君”かな。呼び捨てにもできないレベルで。ホントにね、メチャメチャ悔しいと思いますよ。でもこれが、実際の差」とキッパリと話した。
  さらに「『新日本プロレスのお客さんを持って帰る』って言ってましたけども、アレじゃ持って帰れない」と続けたオカダは、「悔しいなら、新日本プロレスに来ればいいしね」「海外修行のように、何年か上がって、自信がつけば、またノアに戻る。そんぐらい、俺はしてもいいと思うけどね」と清宮の新日本武者修行まで提案した。

 ただ、ノアとの対抗戦効果に関しては「まぁでも今日はね、ノアの皆さんと対抗戦のおかげでこういう熱い試合ができましたんで、本当にありがとうございました。そしてファンの皆さんも、どうもありがとうございました」と認めている。

 一方、武藤は泣きじゃくっている清宮に肩を貸し、「よくやった。よくやったよ、オマエ。頑張った!」と声をかけながらインタビュースペースへ。武藤がイスに座っても、清宮はその横で床に崩れ落ちて泣き続けていた。

 そんな清宮に武藤は「まだ始まったばっかりだよ。まだ今からだよ、オマエ」と声を掛けつつ、「(アントニオ)猪木さんの教えは『常識なんてクソ食らえ』ってことでね、ぶち壊せっていう風に教わってるからね、俺もまだまだ清宮に負けてらんないよ」とコメント。新日本プロレス育ちの武藤は武藤なりに思うところがあったようだ。
  試合内容は清宮が“号泣”するほど悪かったわけではないものの、オカダ&棚橋は「差」を見せつける余裕を最後まで崩さなかった。これはオカダも棚橋も先輩たちから受けて乗り越えてきたことだ。

 2020年の無観客試合で、「レインメーカーに興味がある」とアピールした清宮からはもっとギラついたものがあった。いま一度、自身を見つめ直した上で、再び新日本プロレスに挑んでもらいたい。

◆新日本プロレス◆
『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』
2022年1月8日
神奈川・横浜アリーナ
観衆 7077人
▼ダブルメインイベントU(60分1本勝負)
○オカダ・カズチカ&棚橋弘至(24分34秒 片エビ固め)武藤敬司&清宮海斗●
※レインメーカー

文●どら増田

【動画】棚橋、オカダが武藤と視殺戦!オールドファンも沸いた攻防シーン

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