内藤撃破でIWGP世界王座防衛のオカダ・カズチカが語った王者の“自覚”「50年の歴史をしっかり見せる」【新日本】

内藤撃破でIWGP世界王座防衛のオカダ・カズチカが語った王者の“自覚”「50年の歴史をしっかり見せる」【新日本】

内藤を葬り去ってタイトル防衛を果たしたオカダ。試合後には声高に野望を語った。(C)新日本プロレス

2月20日、新日本プロレスは、『新春黄金シリーズ』北海道立総合体育センター 北海きたえーる2連戦を開催。注目のメインイベントでは、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカに内藤哲也が挑戦した。
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 過去の戦績が5勝5敗と全くの五分。そんな両雄が迎えた11度目の対決は、文字通りの激戦となる。観衆も固唾を飲んで見守るなか、内藤のコリエンド式デスティーノを開脚式ツームストンパイルドライバーで切り返したオカダが、必殺のレインメーカーを炸裂。これでカウント3を奪取して、2度目の防衛に成功した。

 試合後、敗者となった内藤は床に寝転がって、「俺が今日、とくに興味のないIWGP世界ヘビー級王座に挑戦した理由は3つ。1つは今この新日本プロレスのリングで一番強い男、オカダ・カズチカを感じたい。2つ目はそのオカダを倒したい。3つ目は2023年1月4日東京ドームのメインイベントに戻りたい」と今回の挑戦表明理由を改めて説明。そのうえで「今日、試合して、オカダを倒せなかった。ドームのメインイベントに戻る道筋も断たれてしまった」と続けた。
 「今回負けたことでドームのメインイベントの道が遠ざかってしまったよ。間違いなく遠ざかったよ。それは分かる。でも、現時点で最強の男であるオカダ・カズチカを感じることが出来たのは、俺の一番の財産になるかな? とにかくいいものを感じることが出来たよ」

 そして、内藤は「まあ、諦めなければ夢は叶う……。そんな甘かないよ。でも、諦めなければ可能性はゼロじゃないからね。今、また最後尾になっちまったけど、俺は2023年1月4日東京ドーム大会のメインイベント諦めてないから。そうまさに、トランキーロ! あっせんなよ。アディオス!」と言い残して、その場を去った。
  一方、大会を締めてからバックステージに現れたオカダは「本当にお互いの10年の、別にどっちがやって来たことが凄いとかじゃなくて、お互い凄いと思いますし、その意地? 懐かしい技が出てきたりとか、本当に10年のいろんな思い出が蘇ってきましたし、さすが内藤哲也は強かったです」と回想。そして、自身の胸中を明かした。

「本当に50周年に良い防衛戦が出来たと思います。10年前のこと、もちろん忘れてしまっている闘い方ってのもあると思います。内藤さんも思い出したように僕も闘っていて思い出したり、いろんな映像を見て思い出したりもしているので、そういうのがいろいろと重なっていった闘いだったんじゃないかと思います。

 50周年の顔は、このベルトは誰にも譲らないというそれだけの自信もありますし、自覚もありますし、本当にチャンピオンらしい、オカダ・カズチカらしい、レインメーカーらしい闘いが出来たなと思っております」
  さらに「次は旗揚げ記念日。いろんな闘いのこの50年の旗揚げをした日ですから、いろんなものをお見せ出来ると思います」と、新日本プロレス創立50周年に目を向けた。

「最近プロレス好きになった方も、昔から好きな方も、楽しんでいただける大会になると、僕は思ってます。僕らは50年の歴史っていうのをしっかり見せていきたいと思います。そして今日、2月20日は(アントニオ)猪木さんの誕生日ですから。この防衛をプレゼントとして、お返しは新日本プロレスのリングでお待ちしております。ありがとうございました」

 今年に入りコスチュームも含めて50周年を意識しているオカダ。彼は数多の名手たちが築いてきた新日本の歴史を背負いながら、IWGPのチャンピオンロードを築いていく。

◆新日本プロレス◆
『新春黄金シリーズ』
2022年2月20日
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆 3751人
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○オカダ・カズチカ(29分34秒 片エビ固め)内藤哲也<挑戦者>
※レインメーカー
※第4代王者オカダが2度目の防衛に成功。

文●どら増田

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