「まだ全米放送してるのか?」プレーオフも危ういレイカーズを識者が酷評「戦うメンタリティが見えない」<DUNKSHOOT>

「まだ全米放送してるのか?」プレーオフも危ういレイカーズを識者が酷評「戦うメンタリティが見えない」<DUNKSHOOT>

昨夏に大型補強を敢行し優勝候補に挙げられたレイカーズだが、開幕からまったく機能せず、プレーオフすら怪しい状態となっている。(C)Getty Images

ロサンゼルス・レイカーズは、オールスター明けの後半戦も調子が上がらない。ロサンゼルス・クリッパーズ、ニューオリンズ・ペリカンズとプレーイン・トーナメント進出枠を争うライバルに屈し、現地時間3月1日のダラス・マーベリックス戦にも競り合いの末に104-109と敗れた。

 3連敗で借金は今季ワーストの「7」にまでかさんでおり、フランチャイズOBや元NBA選手も警鐘を鳴らしている。

 今季のレイカーズは、開幕前に電撃トレードでラッセル・ウエストブルック、フリーエージェントでカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードなどオールスター経験者のベテランを次々と獲得。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板を含めた“スーパーチーム”を完成させ、優勝候補の最右翼と目されていた。

 しかし、蓋を開けてみれば、ウエストブルックがアジャストに苦しみ、レブロンとデイビスがケガで長期離脱したこともあって波に乗れず。1月25日のブルックリン・ネッツ戦を最後に借金生活に突入し、デイビスが右足首捻挫で再び長期離脱したことで、いまだにトンネルから抜け出せずにいる。

 2月27日のペリカンズ戦では、レブロンが32得点、ウエストブルックが16得点、カーメロが13得点をあげたが、ザイオン・ウィリアムソン不在のカンファレンス10位相手に95-123と大敗を喫した。1980年代のレイカーズ黄金期を知るOBのジェームズ・ウォージーは、米メディア『Spectrum SportsNet』で古巣に厳しい見解を突き付けた。
 「ゲーム時、プラス/マイナスはあまり見ないけど、それを見るとこのチームのメンタリティが揺らいでいるのが分かる。ウイルスに侵されているようにね。ペリカンズはスターター全員が+20以上、対するレイカーズは全員マイナスでネガティブだ。今、彼らは困惑している。

 本来いるべき場所・状態にないし、不可能に近いような上昇気流に乗っていかないといけない。そのための戦うメンタリティが私には見えない。レイカーズのロッカールームには、NBAのゲームで勝つための才能が揃っているからこそ、メンタル的にも、感情的にも、心理的にも重くのしかかってくる」

 さらに、2008年にボストン・セルティックスでリーグ優勝を果たし、現役引退後は辛口アナリストとして人気を博すケンドリック・パーキンスは、米スポーツ専門局『ESPN』の番組『Get Up』で今のレイカーズは見るに値しないと一刀両断している。

「今のレイカーズは翼をもがれた鳥だ。まだ全米放送してるのか? レイカーズを見たがる人はいない。ひどいバスケットボールをしているから俺は見ないね。プレーイン・トーナメントを勝ち上がっても、1回戦でウエストのトップ3と対戦して勝つのは厳しい」

 マブズ戦では大差を跳ね返し一時逆転に成功したものの、最終的には力負けして敗れたレイカーズ。王座奪還を目指し万全を期して今季に挑んだはずが、プレーオフすら危うい状態となっている“スーパーチーム”は、未完成のまま終わってしまうのか。

構成●ダンクシュート編集部
 

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