視力の8割を失う!? キューバの猛者リゴンドーが圧力鍋の爆発でキャリアの危機に「目と顔が酷い状態だった」

視力の8割を失う!? キューバの猛者リゴンドーが圧力鍋の爆発でキャリアの危機に「目と顔が酷い状態だった」

2度の五輪金メダルを手にしたリゴンドー。キューバが生んだ天才だが、そのキャリアが危ぶまれる事故に遭遇してしまった。(C)Getty Images

ショッキングな一報が舞い込んだ。

 現地時間3月4日に、ボクシングの元2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、自宅での調理中に事故に遭って失明の危機にあると、『Bleacher Report』など複数の米メディアが一斉に報じた。
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 現在41歳のリゴンドーは、これまでにWBA、WBO世界スーパーバンタム級と、WBA世界バンタム級王者の2階級制覇を達成。現WBA、IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)や、WBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)らの対戦候補にも浮上するなど、トップ戦線で君臨してきた。

 先月27日にUAEのドバイで行なわれたビンセント・アストロラビオ(フィリピン)戦で、判定負けを喫していた。そんな失意のなかで、“キューバのジャッカル”は予期せぬ事故に見舞われてしまったようだ。

 米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』によれば、マイアミの自宅で調理中に圧力鍋が爆発。リゴンドーは吹き飛んだ中身と蓋を顔面に受けたという。また、「視力の大半を失ってしまった」と伝えるキューバ紙『El Nuevo Herald』の取材に応じたマネージャーのアレックス・ボルノテ氏は、「本当に不運な事故だった」と、事故当時の様子を説明している。

「鍋が爆発したのを知り、リゴンドーを見た時、目と顔が酷い状態だった。だから、最悪の事態も覚悟した。我々は、彼が回復することを願っている」
「残りのキャリアを続けるための困難な戦いに直面する」と伝えた同紙によれば、現在、リゴンドーは、視力の8割を失っている状態にあるという。

「リゴンドーはこのさき、いくつかの眼科検査を受け、ダメージの深さを判断することになる。仮にダメージが網膜だけであれば、視力は自然に回復するが、もしも視神経などに、もっと複雑な傷が見つかれば、手術が必要となり、視力の完全回復は厳しくなる可能性もある」

 卓越したアウトボクシングで数多のライバルを下し、名を馳せた41歳。かつての絶対王者が無事に回復するのを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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