朝倉未来に「俺の方が絶対強い」。どこまでも強気な平本蓮が連敗後に見出した“課題”とは?

朝倉未来に「俺の方が絶対強い」。どこまでも強気な平本蓮が連敗後に見出した“課題”とは?

鈴木の拳を受けて顔面が晴れ上がってしまった平本。それでも試合後には、いつもの“平本節”を炸裂させた。(C)RIZIN FF

「良い拳。持ってましたね」

 3月6日に行なわれた『RIZIN LANDMARK vol.2』のメインイベントで、平本蓮(ルーファスポーツ)に判定勝ち(3-0)を収めたKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は、骨折した両拳をアイシングしながら、打ち合いを演じたライバルに賛辞を贈った。
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 平本の「良い拳」は効果的に繰り出された。そのダメージは序盤から攻勢に出た鈴木が2回以降に、押し崩しきれなかった要因のひとつとも言えるだろう。

 もちろん、負けは負けである。テイクダウンを仕掛けられながらも、「組みの展開に、疲れみたいのはなかった」と振り返る平本だが、効果的な反撃の術を最後まで見いだせなかった。それは「打ち合いで気張ってしまった」と本人も惜しむところだ。

 戦前からTwitterで朝倉未来と“舌戦”を繰り広げるなど、存在を誇示してきた。それだけに平本のMMA(総合格闘技)キャリア2連敗に対する反響は小さくない。他でもない朝倉は「まーこんなもんよ。まだまだ話にならんな」と呆れるようにつぶやいた。

 だが、「こんなんで終わりじゃない」と声を震わせた平本は、朝倉のツイートを耳にするやいなや、ニヤッと笑ってから、こう言い返した。
 「どうも思わないですね。俺の方が絶対に強いんで。必ずRIZINの頂点をとる。絶対にあきらめない」

 もっとも、課題は明確だ。アメリカでの修行を経て1年3か月ぶりにRIZINに舞い戻った23歳は、「自分に何が足りないのかって言ったら(MMAでの)経験。もっともっと出せる自分の実力はある」と、己を向き合うように語った。

「作戦を遂行するうえで、固まっていたものがあった。そこに持っていくまでに、打撃で効かせられていたから、変にこだわりすぎた。もっと違う攻め方をしていれば、違う展開にできたなという反省点が出た。色んな後悔が自分の中にはある。これから勝てないこともあるだろうけど、絶対に負けない」

「死に物狂いでやっていきます」とぎらついた平本。次戦までに浮き彫りになった課題を克服できるのか。文字通り一挙手一投足から目が離せない。

取材・文●羽澄凜太郎

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