父親をロシアに拘束された19歳のパラ選手が、精神面を理由に競技を棄権「非常に動揺していた」

父親をロシアに拘束された19歳のパラ選手が、精神面を理由に競技を棄権「非常に動揺していた」

棄権となったバイアスロン女子座位のラレティナ。5日には短距離に出場していた。(C)Getty Images

ウクライナ選手がショッキングな出場断念だ。

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 ロシアの軍事侵攻にいまだ収束の見通しが立たないなか、緊迫した状況下で開催されている北京パラリンピック。IPC(国際パラリンピック委員会)がロシア、ベラルーシ代表の除外が発表するなど、異例の様相を呈していたが、今回は19歳の選手を悪夢が襲った。

 現地時間3月8日、バイアスロン女子座位のアナスタシア・ラレティナ(ウクライナ)は、参加予定だった中距離を直前に棄権。その理由は、ウクライナ軍の父親がロシア軍に拘束され、精神的に不安定となったためだったという。英公共放送『BBC』など複数メディアが報じている。
  5日には同競技の短距離に出場し、全体11位としていた19歳のラレティナ。それから3日後の中距離当日に今回の悲劇が起きてしまった。当時の様子について、広報担当者のナタリア・ハラチ氏は、「非常に動揺しており、レースに参加できる状態ではなかった」と説明している。

 まさかの形で棄権することになったラレティナ。精神面が心配される。

構成●THE DIGEST編集部

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