「恐怖でしかなかった」ロシアの北京五輪金メダリストがW杯で遭遇した“悪意”を激白!「怒りに満ち溢れていた」

「恐怖でしかなかった」ロシアの北京五輪金メダリストがW杯で遭遇した“悪意”を激白!「怒りに満ち溢れていた」

北京五輪で3つのメダルを獲得し、W杯個人総合でも優勝。ネプリャエワはキャリアのピークを迎えた。(C)Getty Images

北京五輪・女子クロスカントリーで3つのメダル(金と銀と銅)に輝いたROC(ロシア・オリンピック委員会)代表選手、ナタリア・ネプリャエワが恐怖体験を明かした。
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 現在モスクワに戻っている26歳は、地元メディア『Sport Express』の取材に応じ、北京五輪後にノルウェーとフィンランドで遭遇した出来事を告白。ロシア軍のウクライナ侵攻によって、FIS(国際スキー連盟)はロシアとベラルーシの選手団の国際大会出場を禁止しているが、2月下旬から3月頭にかけてはまだ、裁定が下されていなかった。

 ネプリャエワはノルウェーのホルメンコレンに滞在していた折り、ホテルから一歩も外に出られなかったという。「地域の卑劣な人びとが私たちのホテルにまでやって来て、ずっと大声で叫んでいたんです。『ここから出て行け!』って。怒りに満ち溢れた、攻撃的な人びと。恐怖でしかありませんでした」と振り返った。

 さらに、練習中も泥酔したファンに襲われそうになったと言い、「すべてのひとがああだとは思いたくない。でも100のうち3人でもああした行動を始めてしまえば、結果的に恐ろしく危険な状況に陥りかねないのです」と力を込める。そして、「もし(出場停止が解けて)また走れるようになっても、どれだけ安全が保障されるのかは分からない」と不安を口にした。

 フィンランドでも同じような状況で、「ずっと不快でした。窓から外を見ると、何台かの車が同じところをずっと周っていました。本当に恐ろしい」と回顧した。
 
 この発言を受けて、ノルウェー・スキー連盟のエリック・レーステ会長が反応。「悲しいことだ。スポーツイベントであろうとどんなときであろうと、脅迫的な行動は容認できない。我々は断固非難する」と地元メディアに語っている。

 ちなみに残りのワールドカップ参戦をブロックされたネプリャエワだが、すでに今季の女子クロスカントリー・個人総合で優勝を決めている。気になるのは、優勝者に与えられるクリスタル・グローブ(クリスタル性の地球儀を模したトロフィー)。ロシア・メディアによれば、FISはすでに授与を決定しており、いずれロシア・スケート連盟を通してネプリャエワの元に届ける予定のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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