角田裕毅、駆動系トラブルも「フィーリングは良かった」と好印象! 海外メディアは「ガスリーの問題に酷似」と指摘

角田裕毅、駆動系トラブルも「フィーリングは良かった」と好印象! 海外メディアは「ガスリーの問題に酷似」と指摘

タイトなジェッタのコースで好印象を残した角田。その走りを海外メディアはどう見たのか。(C)Getty Images

F1第2戦のサウジアラビア・グランプリが、ジェッダのストリートサーキットで開幕。3月25日にはフリー走行(FP)の1回目と2回目が行なわれた。

 アルファタウリの角田裕毅はFP1で、全体で2番目となる26周回を重ねて、ベストタイムは6番手の1分31秒505。続くFP2では、同じく26周の走行で1分30秒886を計測、こちらは10番手のタイムだった。

 両セッションで好タイムを刻みながらラップ数を重ねていたものの、FP2の最後のラップで駆動系のトラブルが起こり、2日目以降に向けてやや不安を残すこととなった角田。自身のSNSでは「理想と現実。雨にも風にも負けないように頑張ります」と綴っていたが、チームの公式サイトではポジティブに初日を振り返っている。

「FP2の最後まで、車のフィーリングは良かったです。現時点でやるべきことは多くありますが、僕とピエール(・ガスリー)の両方の車で、多くの重要なデータを収集できました。これらは、車についてより多くのことを学び、明確な方向性を見つけるためには、非常に大事なものです。今夜の問題の原因を見つけ出し、FP3までに修正して、予選に向けてうまく車をまとめ上げられればと思います」
 チームもSNSに「ジェッダでのタイトなコースで、良いオープニング」と投稿したが、チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは「残念ながら、セッションの最後にユウキの車の駆動系に問題が発生したため、コース上に止めざるを得なかった。車がガレージに戻ってから、各パーツのチェックを行ない、明日に向けて、どのように状況を改善させていくかを調べたいと思う」と語っている。

 しかし、ここまでの歩みについては、「今日は、バーレーンでのレースの後の分析を受け、テスト項目を実施するのに時間を費やした。2台の車の空力の設定をわずかに変え、それぞれ必要なバランスを得るために、異なるアプローチを行なった。ポーパシングについては、兆候は見えたものの、問題にはならなかった。我々はテストを完遂するための安定した基盤を有しており、初めて使うことになる18インチのC4タイヤから最適なパフォーマンスを引き出すこともできている」とポジティブに捉えているようだ。

 希望と不安の両方が垣間見えた初日の角田とアルファタウリについて、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「FP2の終わりに、角田はエンジン故障に見舞われた」と動画付きで報じ、イタリアの自動車専門メディア『MOTORIONLINE』は「アルファタウリの別の問題。今度は角田が止まった」と題した記事で、以下のようにまとめている。

「ジェッダでのアルファタウリは、角田がセッション終了時にエスケープロードに停車を強いられなければ、スムーズに初日を終えられただろう。角田のトラブルは、リアから火こそ噴かなかったものの、バーレーンGP決勝の終盤でガスリーに起こったものと非常によく似ている」

構成●THE DIGEST編集部


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