今季のレイカーズはNBA史上ワーストチーム?期待を裏切った過去のスター軍団と比較<DUNKSHOOT>

今季のレイカーズはNBA史上ワーストチーム?期待を裏切った過去のスター軍団と比較<DUNKSHOOT>

レブロン、デイビス、ウエストブルックらスターを揃えながら、今季のレイカーズはプレーオフにも進めなかった。(C)Getty Images

現地時間4月5日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でウエスタン・カンファレンス1位のフェニックス・サンズに110−121で敗退。これで今季48敗目(31勝)となり、同日に順位を争っていたサンアントニオ・スパーズが勝利したためプレーオフ不出場が決まり、レイカーズの2021−22シーズンは終焉を迎えた。

 レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルックというリーグトップ10に入るスター選手、さらにオールスター経験者のカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンド、ディアンドレ・ジョーダン(ロンドとジョーダンは今季途中で退団)というビッグネームを揃えたものの、早すぎるオフを迎えたレイカーズ。

 ただNBAには過去にもスタ―プレーヤーを多数擁しながら結果を残せず、ファンを失望させたチームはあった。ここではシーズン開幕前は優勝候補に挙げられながら、期待外れに終わったチームを紹介する。(※ファイナルに出場したチームは除外)
 ■2012−13ロサンゼルス・レイカーズ
 2010年以来の王座奪還を狙うチームは、開幕前に元MVPの司令塔スティーブ・ナッシュ、当時リーグbPセンターだったドワイト・ハワードを補強。先発はこの2人に絶対的エースのコビー・ブライアント、オールラウンドビッグマンのパウ・ガソル、守備職人のメッタ・ワールドピースと全員がオールスター経験者という超豪華メンバーを揃えた。

 ところが、プレシーズンは8戦全敗、開幕後も1勝4敗とつまずき、HC(ヘッドコーチ)のマイク・ブラウンは解任。後任にはナッシュのサンズ時代の恩師であるマイク・ダントーニが就いたが、当時38歳の司令塔はケガに苦しみ、自身が主役になりたいハワードはコビーと共存できず。

 最終的にチームはコビーの孤軍奮闘が目立ち、そのエースもシーズン終盤に故障で戦線離脱。ウエスト7位で何とかプレーオフには進んだものの、1回戦でスパーズにスウィープ負けを喫し、1年でハワードは退団した。

■2013−14ブルックリン・ネッツ
 2013年7月、チームは5選手と14、16、17、18年のドラフト1巡目指名権を譲渡する権利と引き換えにボストン・セルティックスから万能フォワードのケビン・ガーネット、スコアラーのポール・ピアース、実力派シックスマンのジェイソン・テリーらの獲得に成功。デロン・ウィリアムズ、ジョー・ジョンソン、ブルック・ロペス、アンドレイ・キリレンコとのパワーハウスを完成させ、この年からHCに就任したジェイソン・キッドの下で球団初優勝を目指した。

 ただ、シーズンは44勝38敗と“平凡”な成績に終わり、プレーオフは1回戦こそトロント・ラプターズを4勝3敗で避けたものの、2回戦ではレブロン、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3擁するマイアミ・ヒートに1勝4敗で敗退。“必勝”を期待されながら、ファイナルにも進めずチームは解体した。
 ■2000−01ポートランド・トレイルブレイザーズ
 2000年プレーオフ、この年優勝することになるレイカーズをカンファレンス決勝であと一歩のところまで追いつめたブレイザーズ。シーズン終了後フロントは“打倒レイカーズ”を掲げ、ライバルの主砲であるシャキール・オニール(シャック)対策として若手のジャーメイン・オニールを放出し、ショーン・ケンプ、デイル・デイビスという2人の即戦力ビッグマンをロースターに加えた。

 ガードにデイモン・スタッダマイアー、スティーブ・スミス、ボンジ・ウェルズ、フォワードにスコッティ・ピッペン、ラシード・ウォーレス、ケンプ、センターにアルビダス・サボニス、デイビスと各ポジションに実力者を揃え、チームはシーズン中盤までウエスト首位を走っていた。

 だが、終盤戦に調子を崩して順位を落とすと、プレーオフでは1回戦で王者レイカーズに3連敗。シャック対策として迎え入れたデイビスは最低限の結果は残したものの、ケンプはオーバーウェイトでパワーダンカーとして鳴らしていた時代の面影はなし。さらにマイク・ダンリービーHCは選手の起用法に苦しんだほか、ウォーレス、ウェルズら問題児の多いチームをコントロールできず、職を追われた。
 ■1998−99ヒューストン・ロケッツ 
 1990年代に2度の3連覇を達成したシカゴ・ブルズは、98年にマイケル・ジョーダンが引退したことで王朝は崩壊。同年にジョーダンの相棒で、史上最高の2番手と呼ばれたピッペンは1対6の大型トレードでロケッツへ移籍した。

 チームは94年のMVPアキーム・オラジュワン、93年のMVPチャールズ・バークレー、そしてピッペンという強力なビッグ3で開幕を迎えた。しかし彼らは全員30代で選手としてのピークは越えており、プレーオフ1回戦でシャック&コビー擁するレイカーズにあえなく敗退。わずか1年で解散を迎えた。

 上記で紹介したチームはファンの期待を大きく裏切ったが、最低でもプレーオフには進出している。それだけに今季のレイカーズの衝撃度は大きく、彼らはスターを集めながら結果を残せなかったNBA史上ワーストチームとして語り継がれていくかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部
 

関連記事(外部サイト)