「ロシア代表じゃないのが救いだ」“ナチ式敬礼疑惑”に揺れる15歳を同胞ドライバーが痛烈批判!「親だったら耐えられない」

「ロシア代表じゃないのが救いだ」“ナチ式敬礼疑惑”に揺れる15歳を同胞ドライバーが痛烈批判!「親だったら耐えられない」

ダカール・ラリーで優勝経験もあるカヤキン(写真)は15歳の愚行を断罪した。(C)Getty Images

15歳の青年が披露したひとつのジェスチャーが、大きな波紋を広げている。

 現地時間4月10日だった。ポルトガルのポルティマンで開催されていた欧州カート選手権で、優勝を飾ったアルテム・セベリューヒンが表彰台でまさかの行動に出る。左手で胸を2度叩くと、腕をまっすぐ前に伸ばして、チームスタッフに向けて爆笑。このジェスチャーが、いわゆる“ナチ式敬礼”ではないかと一大騒動に発展したのである。
【関連動画】不適切なジャスチャーに関して謝罪するセベリューヒン

 ロシア国籍のセベリューヒンだが、FIA(国際自動車連盟)が同国選手の国際大会出場を禁じているため、彼はイタリアのライセンスを取得して大会に臨んでいた。つまりはイタリア代表としての参戦で、イタリア国歌が流れているなかでの愚行だったわけだ。所属チームであるスウェーデンのワード・レーシングはすぐさま非難の声明を発表し、セベリューヒンとの契約を解除。イタリア自動車クラブはライセンスの剥奪を即刻決定し、FIAも調査に乗り出す事態となっている。

 大バッシングを受けてセベリューヒンは動画を公開し、涙ながらに釈明した。ナチズム支持を真っ向から否定し、ジェスチャーは仲間のひとりに促されてやってものだと説明。そのうえで「いずれにせよ僕の過失です。愚かだった。どんな罰でも受け入れますので、どうか許してください」と理解を求めたが、情勢は彼の想像以上に深刻だ。

 そんな15歳に対して、ロシア出身の先輩ドライバーが容赦ない罵声を浴びせた。2017年のダカール・ラリー(クワッド部門)で優勝を飾ったラリーレーサー、セルゲイ・カヤキンだ。31歳は自身のSNSで「おぞましい行為であり、僕は完全否定する。モラルの欠片もないよ」と断じ、「ロシアを代表していなかったのがせめても救いで、ロシア人である価値もない。ずっとそこ(国外)にいればいいんだ」とまくし立てた。
 
 さらに、「我々の祖国がナチスに蹂躙され、何千万人が犠牲になったか。こういう人間の傍にはいたくないね。自分が親だったら耐えられない。どうすれば恥を取り除けるのかと、途方に暮れるだろう」と続けた。

 レース関係者やロシア国外のメディアなどからは、若く才能に溢れるセベリューヒンに対して同情的な意見があり、情状酌量を求める声も少なくない。だが同胞のカヤキンからは、そうとうに手厳しい批判コメントが飛び出した。

構成●THE DIGEST編集部

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