【F1】英専門メディアが角田裕毅を「今季株を上げたドライバー」に選出! 2年目の進化に注目度上昇「同僚ガスリーを時に上回る」

【F1】英専門メディアが角田裕毅を「今季株を上げたドライバー」に選出! 2年目の進化に注目度上昇「同僚ガスリーを時に上回る」

アルファタウリのドライバーを務める角田。今季は各国メディアも彼の成長を認めている。(C) Getty Images

2022年F1世界選手権はここまで5戦が終わり、様々なレースが見られたのと同じように、各ドライバーもそれぞれ異なるパフォーマンスを発揮し、その中で明暗も分かれることとなった。

 まだ序盤戦の途中ではあるが、英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』が「2022年に株を上げたドライバー、下げたドライバー」と題した記事で、良い意味でも悪い意味でも“目立った”メンバーを選定している。
  ここで、「株を上げたドライバー」として名前が挙がったのは、「ここまで7度の世界王者よりも安定した仕事をしている」ジョージ・ラッセル(メルセデス)、「素晴らしい仕事でウィリアムズをリードしている」アレクサンダー・アルボン、「アルファロメオで新しいチームを作り上げることを楽しんでいる」ヴァルテリ・ボッタス、そしてアルファタウリの角田裕毅だ。

 F1ドライバーとしての2年目、開幕戦バーレーン・グランプリで8位入賞を飾り、車が安定しない状況で苦労を味わいながらも、イモラでの第4戦目では予選での失敗をスプリント、決勝で見事にリカバーし、内容的にも充実したレースを展開した末に今季自己最高の成績(7位)を挙げて、各国のメディアから称賛された日本人ドライバーに対し、同メディアは以下のように綴っている。

「チームメイトを4ポイント上回っているのは、ピエール・ガスリーにここまで多くのアクシデントが起こったことを考慮する必要があるが、それでも過去5戦における角田のパフォーマンスのベースラインは昨季よりも上がり、フランス人ドライバーに近づいている。フリー走行、予選でチームメイトに肉迫し、時に上回り、レースでは厳しい状況でも持ち堪えている」

「彼は元々、洗練されており、その力に定評のあるドライバーと考えられていたことから、今後もまだ(完全に認められるまでに)長い道のりを歩むことになるが、2022年以降もレッドブル・グループの一員として活躍していくことへの確信は、数か月前よりも強くなっている」
  昨季、圧倒的な差を見せつけられたチームメイトとの比較で、その成長ぶりが認められている角田。直近のマイアミGPでは、予選で今季自己最高の7番手という期待大の結果を残すも、レースではペース不足でフラストレーションの溜まる展開から12位フィニッシュとなったものの、それでも同メディアは変わらないという。
  今週末はスペインGP。昨季はF1で初めてマシントラブルによるリタイヤを喫したコースで、再びその成長ぶりを見る者に印象付けるようなドライビングを披露し、イモラ同様に好対照な結果を出せるかが、非常に楽しみであり、また興味深い。

 なお、同メディアの記事の「株を下げたドライバー」には、最強マシンを有しながらもミスが多く、同僚シャルル・ルクレールとの差が広がりつつあるカルロス・サインツ(フェラーリ)、F1に復帰したばかりのベテラン、ケビン・マグヌッセンに差を見せつけられているミック・シューマッハー(ハース)、今季も安定せず、しばしば下位に沈んでいるダニエル・リカルド(マクラーレン)、そしてクラッシュも多く、最もパフォーマンスが劣っているニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が選定されている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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