スペインGP10位入賞の角田裕毅に各国メディアは軒並み高採点&称賛コメント! 苦労の末のポイント獲得に「素晴らしい週末」

スペインGP10位入賞の角田裕毅に各国メディアは軒並み高採点&称賛コメント! 苦労の末のポイント獲得に「素晴らしい週末」

スペインGPで10位に食い込んだ角田。路面温度は50度近くに達する過酷な環境下でのレースだった。(C) Getty Images

F1第6戦のスペイン・グランプリで、アルファタウリの角田裕毅は13番手スタートから10位入賞を飾り、2戦ぶりのポイント(1点)獲得を果たした。

 車が安定せず、予選ではQ2進出で「満足しなければならない」と語るほどの厳しい状態だったが、レースでは様々な困難に打ち克って我慢強く安定したドライビングを披露して10位前後を走り続け、最終スティントでチャンスを逃さずにポイントを掴み取ってみせた角田。精彩を欠いたチームメイトのピエール・ガスリーを予選、決勝の両方で上回ったこともあり、海外メディアからも一様に高い評価を下されている。
  英国のF1専門サイト『planetf1』は10点満点中の「7.5」と高い採点を与え、「再びガスリーを上回ってポイントを獲得するなど、別の良いレースを披露。前回マイアミGPでの予選での好結果(Q3進出)が運によるものではなかったことを示した。今季はルーキーイヤーからの成長ぶりを見せ続けており、これまで彼を窮地に追い込んでいたミスは解消されたようだ」とポジティブに評したが、モータースポーツ専門サイトの『THE RACE』の採点は及第点をやや上回る「6.5」で、以下のように寸評が綴られた。

「最初のセッションから苦労していただけに、予選でQ2進出を果たしたこと、チームメイトを上回ったことで満足することに。予選では、ターン3の出口とターン4でのスピードがアドバンテージとなった。レースではタイヤの温まりの遅さに苦しんだが、ミスを犯すことはなかった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイヤで10位入賞の希望が見えてきて、最後のスティントでミック・シューマッハー(ハース)を抜いた。根気強さと確固たる意志を持っての仕事が、彼に当然のポイントをもたらした」

 一方、『CRASH』は「8」と非常に高く、「ガスリーを予選、レースともに上回るなど、別の印象的な週末。1周目で11番手に上がり、後にダニエル・リカルド(マクラーレン)をパス。フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)には、ピットインで先行を許した。F1での2年目で、慣れてきていることを感じさせる、素晴らしい週末だった」と、ドライバーとしての成長ぶりにも賛辞を贈っている。
  スペインのF1専門サイト『F1i.com』も、「すでに、イモラで経験豊かなガスリーに勝っていた角田だが、再びバルセロナでもチームメイトを上回った。早いピットインでも両ドライバーは好対照な状況となり、角田はポイントを獲得。最終スティントでミックに前に出られるも、フレッシュタイヤで追い抜き返してみせた」と週末を振り返り、採点は「7」とした。
  英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』は「8」の高採点で、寸評は「角田にとっては、ポイント圏内で終えられた素晴らしい週末。アルファタウリは昨季のような競争力がなく、良いパフォーマンスを引き出すことは難しいが、彼はうまくコントロールし、チームメイトを上回って、さらに10位入賞という望外の結果も手にした」と、こちらもポジティブな内容となっている。

 オランダの『GPBLOG』は、チーム単位での評価を下しており、採点は「6」の及第点だったものの、トラブルの多さの他、グリップ不足、ペース不足などの問題もなかなか改善されないイタリアのチームに対して「今季のアルファタウリは、昨季に比べて後退してしまっているように感じられる」と寸評は厳しめで、さらに以下のように綴られた。

「ガスリーはポイントを獲得するのが困難なままだ。一方の角田は、スペインでそれを果たした。平凡な予選,平凡なレースで、結果は1ポイント獲得。大きなプラスはないが、チャンピオンシップのライバルであるハース(15ポイント)に対しては2ポイント上回っている」

構成●THE DIGEST編集部

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