セコンドに「『いかないよ』と言った」。クレバーだった井上尚弥に村田諒太も賛辞「起こるべくして起こった2ラウンドKO」

セコンドに「『いかないよ』と言った」。クレバーだった井上尚弥に村田諒太も賛辞「起こるべくして起こった2ラウンドKO」

井上尚弥に村田諒太も賛辞

セコンドに「『いかないよ』と言った」。クレバーだった井上尚弥に村田諒太も賛辞「起こるべくして起こった2ラウンドKO」

これでプロ戦績は23戦無敗(20KO)。またしても井上が大一番で圧倒的な力を見せつけた。(C)AFP/AFLO

6月7日、WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)は、さいたまスーパーアリーナにて、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦。判定勝ちを収めた2019年11月以来の顔合わせだったが、今回は2回TKOで完全決着をつけ、日本人初の世界3団体統一を果たした。

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 試合後、独占配信したVODサービス『Amazon Prime Video』のブースに登場した井上は、開始早々から意表を突いてきたドネアの左フックについて、「ガードの隙間を割ってきて、これはちょっと立て直さないとまずいという気持ちだった」とコメント。「1分あたりまでは(ドネアが)めちゃくちゃ調子いいと思った」と振り返っている。

 第1ラウンドの終盤には、右のクロスカウンターでダウンを奪取。迎えた第2ラウンドでは、「自分の性格上、出てしまうと思ったので、自分を冷静にさせる意味でもセコンドには『いかないよ』と言っていた」といい、攻勢に立ちながらもドネアの様子を見つつ冷静に試合を運んでいたようだ。
  その後、“カギ”となったパンチを問われると、「第1ラウンドにあのタイミングでダウンを奪えるパンチを出せたのが一番のポイントかなと思う」と回顧。右クロスカウンターがクリーンヒットしたこのシーンについては、解説を務めた前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)も賛辞を惜しまなかった。

「もろに脳に直撃しているような感じだった。(ドネアも)打ちに行ったところが見えていない。しかもラウンド終了間際、そして2ラウンド目の詰め方…。その良さを含めて起こるべくして起こった2ラウンドKO。井上選手の実力が思う存分に発揮された試合だったと思う」

 さらに、「1ラウンド目のダウンを取って2ラウンド目に入ったところでも、常にドネアのカウンターを警戒しながら攻めていた」と話した井上。その試合内容を「100点をつけられる」と充実した様子で自己採点しており、今後に向けては「せっかくここまで来たので年内できるならば4団体統一に向けていきたい」と意気込みを語っている。

構成●THE DIGEST編集部

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