「イノウエ、お前は亀だ!」問題児カシメロが圧勝の井上尚弥を再び挑発。「ドネアの復讐を」と対戦アピール

「イノウエ、お前は亀だ!」問題児カシメロが圧勝の井上尚弥を再び挑発。「ドネアの復讐を」と対戦アピール

3団体統一王者となった井上(右)へ猛烈なアピールを展開したカシメロ(左)。その口ぶりはいつも通り“舌好調”だった。(C)Getty Images、(C)AP/AFLO

世界が沸いた熱戦を目にし、居ても立っても居られなくなったのかもしれない。元WBOバンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が、6月7日に同級3団体統一王者となった井上尚弥(大橋)に“かみついた”。

 戦前から高い注目度を集めていたノニト・ドネア(フィリピン)との約2年7か月ぶりのリマッチを制した井上。わずか264秒でのTKO勝ちは、まさしく“モンスター”の圧倒的な実力を世界に知らしめるものとなった。

 そんなライバルたちの対戦にボクシング界屈指の問題児が黙っているはずがなかった。7日の試合後にカシメロは、自身のFacebookとYouTubeチャンネルを更新。そこで「良いファイトだった。常に勝者と敗者は存在するボクシングとはそういうものなんだ。それにドネアは勝つために最善を尽くしていたと思うよ」と分析。そして、かねてから強烈にライバル視している井上へのアピールを続けた。

「でも、みんな気をつけろ? イノウエに勝てるのは俺だけだ。イノウエ、心配するなよ。すぐに会えるさ。俺はもうすぐ立ち直る。そしてすべてのフィリピン人のために、ドネアがやられた復讐をする」

 相変わらずのビッグマウスぶりを発揮するカシメロ。だが、彼は王座戦線にいない。というのも、今年4月に予定されたポール・バトラー(英国)との5度目のWBOベルトの防衛戦直前に規律違反が判明。試合が中止となり、正規王座の資格を剥奪されていたからだ。
  もっとも、カシメロの度重なる挑発を井上は全く意に介していない。昨年12月には報道陣の前で「もういいんじゃないですか。別に話すこともない。カシメロ自体に興味がない」と強調し、眼中にないといった様子を見せていた。すでに水面下ではバトラーとの4団体統一戦の年内開催に向けた交渉が進んでいるとされており、となれば33歳のフィリピン人戦士の立場はますます危ういものとなる。

 現時点で、バンタム級戦線においては、蚊帳の外にいると言っても過言ではないカシメロ。だが、それでもなお、彼は29歳の日本人ファイターへ自らの強さをアピールし続けている。YouTube上に投稿した動画では、次のようにも言い残している。

「ナオヤ・イノウエ、お前はモンスターではない! もう一度言う。お前は亀だ!」

 はたして、この挑発を井上はどう受け取るのか。いずれにしても4団体統一に影響を及ぼす存在とならない限りは、相手にしてもらえなさそうだが……。

構成●THE DIGEST編集部

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