角田裕毅、予選13番手も望外のQ2進出に満足感! チームもドライバー2人に「スーパードライブ」と賛辞

角田裕毅、予選13番手も望外のQ2進出に満足感! チームもドライバー2人に「スーパードライブ」と賛辞

英国GP予選は雨中での走りに。角田はドライ寄りのセットアップで臨むもQ2進出を果たした。(C) Getty Images

F1第10戦のイギリス・グランプリは7月2日に予選が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は13番手につけた。

 チームメイトのピエール・ガスリーとともに、今週末での苦戦を予想していた角田。フリー走行(FP)3回目でも22周の走行でベストタイム(1分30秒039)が17番手と振るわないまま予選に臨んだが、状況が目まぐるしく変わるウェットコンディションの中、Q1は1分41秒893で13番手に入って突破、Q2は早めのアタックを敢行したものの1分44秒311に終わっている。
【関連記事】ガスリーの真の狙いはマクラーレン「リカルドのシート」? アルファタウリと契約延長で、角田裕毅の去就に影響は!? Q2はタイムアタックのタイミングでやや悔いを残したものの、期待以上の結果ということで、角田は予選後、チームの公式サイトを通して「FPでのパフォーマンスからして、Q2進出は難しいと思っていたので、この結果は受け入れられるものです」とポジティブに振り返り、以下のようにチームをねぎらい、決勝への思いも語った。

「コンディションはタフなものでしたが、チームは本当に良い仕事をしてくれましたし、このような結果を嬉しく思っています。この週末のこれまでを考えれば、これはとてもポジティブなことだと考えています」

「明日のレースでは、雨が降らないことを願っています。というのも、僕の車はドライ寄りのセットアップになっているからです。ドライのままで進み、point獲得に向けてうまくレースをまとめていければと思います。レースを楽しみにしています。難しくなるとは思いますが、明日はまだ良いチャンスがあると思っています」

 また、予選後のインタビューでは「我々は、2台で異なるセットアップを施していました。僕はドライ寄り、そしてピエールはウェット寄りでした。その2台が、どちらもQ2に進めたことはポジティブなことです」と明かしている。

 角田が13番手、ガスリーが11番手となった今予選について、アルファタウリはSNSで2人のQ2進出を喜び、「スーパードライブ」と称賛、さらに「良い1日だった」と投稿したが、それだけ苦戦を覚悟していたことが窺える。

 テクニカルディレクターのジョディ・エッギントンも「これまでで最も難しい週末だったと言っても過言ではなく、2台の車はどちらも力強く見えなかったが、ドライバーとチームの良い仕事により、コンディションを活かして、予想よりも前進することができた」と予選を振り返り、「ここまでのパフォーマンスのレベルには満足していないが、誰もが懸命に努力を続けている」と、厳しいチーム事情の中で意気込みを語った。
  ここまでのアルファタウリについて、オランダのF1専門メディア『GRAND PRIX RADIO』は「彼らにとって今週末は、スムーズな航海ではなくなっており、全ての領域で何かが欠けており、ドライバーもそれに気づいている」と厳しい現状を伝えるも、「それにもかかわらず、角田は予選で達成された結果に満足している」と綴り、土曜日の結果についてはポジティブに捉えている。
  ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』は、アルファタウリが英国GPでのアップデートを見送ったことを紹介し、「Q2で脱落したにもかかわらず、チームは結果に満足した」と報道。初日のFPを「悲惨な金曜日」と表現したイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、2台がQ2進出を果たしたものの、11番手のガスリーと10番手のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のタイム差が0.5秒もあったことを「問題である」と指摘。ちなみにガスリーと角田のタイム差は0.6秒だった……。

 このイタリア・メディアは、「ファエンツァのチームは、アップデートを待つ間、ポイントを獲得できるよう、うまくレースを組み立てなければならない」と、車の性能のハンデを戦略等で補う必要性を訴えたが、果たして結果やいかに。

構成●THE DIGEST編集部
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