セルティックスが17年新人王のブログドンを獲得!優勝候補への加入に「ワクワクしている」<DUNKSHOOT>

セルティックスが17年新人王のブログドンを獲得!優勝候補への加入に「ワクワクしている」<DUNKSHOOT>

バックスとペイサーズで3シーズンずつプレーしたブログドンは、キャリア平均15.5点、4.8アシストの実力派。優勝へのラストピースになれるか。(C)Getty Images

昨季に12年ぶりにNBAファイナルへ進出したボストン・セルティックスが、オフに積極的な動きを見せている。

 現地時間7月1日に合意と報じられたトレードでは、5選手(ダニエル・タイス、アーロン・ネスミス、ニック・スタウスカス、マリーク・フィッツ、ジュワン・モーガン)と2023年のドラフト1巡目指名権を放出し、インディアナ・ペイサーズからマルコム・ブログドンを獲得。

 さらに218cmのセンター、ルーク・コーネットと再契約を結んだほか、先日アトランタ・ホークスからサンアントニオ・スパーズへトレード後、ウェイブ(解雇)される見込みのダニーロ・ガリナーリと2年1300万ドル(約17億5500万円)で合意と報じられている。

 6月のファイナルではゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に2勝1敗とリードするも、第4戦から3戦連続で100得点未満に終わり、終戦したセルティックス。だがチームにはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマート、アル・ホーフォード、ロバート・ウィリアムズ三世という不動の先発陣が健在。控えのデリック・ホワイト、グラント・ウィリアムズ、ペイトン・プリチャードを含めたローテーションメンバーを誰一人手放さずに、実力派の2選手を手に入れたのである。
  このトレードの報道後、ブログドンは米メディア『The Athletic』に対して、「僕はチャンピオンシップを勝ち取ることに目を向けている。過去には、スタッツや数字を気にかけていたのは確かだ。でもボストンへ行くからにはそんなこと気にしたりしない」と新天地での意気込みをコメントしている。

 29歳のブログドンは196cm・104kgのコンボガードで、2017年には新人王を受賞。ペイサーズで過ごした過去3シーズンでは計146試合に出場して平均18.9点、5.1リバウンド、6.3アシストを残している。

 ファイナルではオフェンスが手詰まりになる時間帯が多く見られたセルティックスにとって、堅実なプレーメーキングが売りのブログドンはその解決策となれるかもしれない。

 それはスマートが「チームが見せた今日の動きは本当に最高だ! ガリナーリとブログドンを歓迎したい」と2日にツイートしていたことからも見てとれる。 そんなブログドンはここ数日の動向について以下のように明かし、ペイサーズのフロントへ感謝を示している。

「ボストンが興味を持ってくれていると聞いたのはここ数日だった。でも選手として、すべては成立するまで分からない。自分としては待機して、エージェントとチームが動いてくれるのを見届けるしかない。その点、ペイサーズは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。この僕を勝てると思える場所へと送ってくれたんだから。ペイサーズがすべてを上手くまとめてくれたことにとても感謝している」
  ブログドンとガリナーリは、いずれも他チームでスターターを務めてきた実力者。208cmの長身から軽々と3ポイントを沈めるガリナーリの加入も、フロントコート陣の得点力アップの手助けになるだろう。

「ワクワクしているよ。このチームにはチャンピオンシップを勝ち取るチャンスがある。だから僕はこのファミリーへ仲間入りできて嬉しいんだ」

 ブログドンがそう期待を寄せているように、新天地では球団として15年ぶり、そして自身初の王座獲得を目指す戦いが始まる。

文●秋山裕之(フリーライター)

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