前売り完売の大阪大会へ、好調「龍神NIPPON」が練習公開! 石川祐希はファイナル進出へ自信「完成度は高く手応えを感じる」

前売り完売の大阪大会へ、好調「龍神NIPPON」が練習公開! 石川祐希はファイナル進出へ自信「完成度は高く手応えを感じる」

チームの成長を語る石川祐希 写真:北野正樹

バレーボールの男子日本代表「龍神NIPPON」が7月4日、「FIVBネーションズリーグ(VNL)2022」予選ラウンド第3週(7月5〜10日)が開かれる丸善インテックアリーナ大阪で練習を公開した。コロナ禍により国内でバレーの世界規模の国際大会が開催されるのは、2019年のワールドカップ以来、3年ぶり。

 16チーム中、6勝2敗(18ポイント)で4位につけている日本代表は、上位8チームで行われるファイナルラウンド進出に向け、6日の豪州戦が初戦となる。
バレー元日本代表主将・清水邦広、再婚相手は「一緒にいて居心地がいい」という女子アナ。良きパートナーを得て“伝道師”として邁進 日本代表は、4日午後5時から1時間30分間、会場で練習を公開。石川祐希主将や西田有志、高橋藍らがA・B組に分かれて対戦するなどして汗を流した。

 ブラジルでの第1週で3勝1敗。初戦のオランダ戦、中国戦こそ立ち上がりが悪く、第1セットを落とし苦戦を余儀なくされたが、ミドルブロッカー(MB)の山内晶大が「チームの結束力やひとり一人が役割を果たし、チーム全体で修正して自分たちのバレーをしてセットを取れている」と振り返ったように、試合の中で修正して逆転勝ちに結び付けた。

 米国戦はフルセット負けしたが、フィリップ・ブラン監督が、「世界ランキングを押し上げるために勝利したい相手」として挙げ、石川も「僕たちにとって、このVNLで一番といってもいいほど大事な試合」と位置付けた、第4戦のイランにストレート勝ち。

 昨年9月のアジア選手権決勝でストレート負けを喫したアジア王者を、この大会で初めてのストレートで倒したことは、チームの成長を大きく感じさせるものだった。

 第2週のフィリピンでも3勝1敗。東京五輪銅メダルのアルゼンチンを3-1で下すと、欧州王者のイタリアにもフルセット勝ち。石川や西田有志を温存した東京五輪優勝のフランス戦はストレートで落としたが、スロベニア戦には3-1で勝利した。

 8試合を終え、個人ランキングでは、イタリア戦で28得点を挙げた西田がベストスコア部門で3位に入り、ベストサーバー部門では1位。チームについて、「ブロックディフェンスのシステムなどが明確になっているのが大きいし、海外を経験した(セッターの)関田(誠大)の組み立てがより自由になり、攻撃力を引き出しているように感じる。MBの(攻撃の)印象が強く、僕(のスパイク)が決まっている部分もあると感じる」といい、「チームの底上げは出来ており、上のチームとの差はあっても、差というほどのイメージはない」と言い切る。
  ベストスコア部門で10位、ベストサーバー部門で2位の石川は、「選手一人ひとりに自覚が出来、役割もはっきりとしてやりやすい。僕がいなくてもチームを引っ張る選手が多くなっているのを感じる。2敗した米国、フランスに対しても全く歯が立たなかったわけでもなく、勝負は出来た。チームとして手応えは感じている」。
  また、攻撃力が増していることについて「ミドルの攻撃力が増え、ちゃんと点を取っている」とMBが機能していることを挙げ、MBのディフェンス面に関しても「今までなら個人の力がなくて、1対1で抜かれて決められていたケースが、1対1ならワンタッチをうまく取れていたりシャットが出来たりというケースが増えているので、それがはまっているのかなと思う。どこが相手でも勝負できるという感覚は、大会前のブラジルとの親善試合の時からあった」という。

 また、「関田が上手くミドルを使って攻撃を組み立てている」と、海外リーグでの経験を生かしている関田も評価した。

 コーチから昇格し、この大会が初采配のブラン監督は、「4月の練習開始時から、ここで試合をするのを楽しみにしてきた。多くのファンの前で試合が出来ることをうれしく思っている」と、6日の豪州戦を心待ちしていた。

 2018年のVNL以来、4年ぶりの大阪での国際大会は、前売りチケットが完売するフィーバーぶり。男子初の決勝ラウンド進出に向け、成長した日本代表の戦いから目が離せない。

文●北野正樹(フリーライター)
【プロフィール】きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。関西運動記者クラブ会友。
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