「新たな脅威が生まれた」シニア大会で快進撃の14歳・張本美和に中国メディアが最大警戒!「素晴らしい精神力だ」

「新たな脅威が生まれた」シニア大会で快進撃の14歳・張本美和に中国メディアが最大警戒!「素晴らしい精神力だ」

チュニジアで旋風を巻き起こした張本美和。女子シングルスは惜しくも準優勝に終わった。写真:新華社/アフロ

日本の誇る若きライジングスターがセンセーションを巻き起こした。

 現地土曜日、チュニジアの首都チュニスで開催されていた卓球の「WTTコンテンダー・チュニス」は最終日を迎え、女子シングルス決勝に14歳の張本美和(木下グループ)が登場した。
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 世界ランキング66位の新鋭は25歳の張瑞(中国)と対戦。第1ゲームを14−12で獲ったものの、その後は安定せずに3連続でゲームを落としてしまう。あとがなくなった状況下で発揮されたのが、持ち前のメンタリティーだ。見事に2ゲームを奪い返して3対3のタイとし、最終第7ゲームに持ち込んだ。

 ここでも相手のマッチポイントを6度も阻止する粘りを見せたが、最後はミスショットで惜しくも11−13と一歩及ばず、ゲームカウント3−4で敗れ去った。

 前日には兄・張本智和(木下グループ)との初結成ペアで混合ダブルスを制し、長ア美柚(木下グループ)と組んだ女子ダブルスでも堂々のベスト4進出。そして、シングルスも準優勝という大立ち回りを披露し、北アフリカの地で存分に存在をアピールした。

 決勝直後には公式インスタグラムのストーリー機能を使って、「シングルスは惜しくも準優勝という結果でした。それでも家族のみんな、コーチ、地元チュニジアの皆さん、そして日本で応援してくださった方々のおかげでここまで来れました! 本当にありがとうございました」と感謝の想いを綴った。

 今大会には、最新世界ランキングでトップの孫穎莎や陳夢、王曼cといった中国のトッププレーヤーたちは不在だったが、その事実を差し引いても、張本が与えたインパクトは絶大だったようだ。中国のポータルサイト『新浪体育』は「中国卓球界にとってまた新たな脅威が生まれた、と言っていいだろう」と評し、次のように論じている。

「張本美和は昨年のU-15世界ユース選手権で4冠(女子シングルス、女子ダブルス、混同ダブルス、女子団体)を達成しており、間違いなく将来のスター候補だ。今大会は過酷な連戦を強いられたが、女子シングルス決勝でも試合巧者の張瑞をギリギリまで追い詰めるなど、14歳とは思えない精神力と狡猾さを見せつけた。伊藤美誠、早田ひならに続く次世代の脅威として、注意しなければならないだろう」
 
 さらに中国メディア『捜狐体育』も兄妹での初タイトル獲得に絡めて特集。「妹の美和は兄と同様、小さい頃から日本国内で注目を浴びてきた人気者であり、ここぞの場面で素晴らしい精神力を発揮する。躍動感あふれる、ダイナミックなプレーヤーだ」と称えた。一方、過度な反応には懐疑的で「中国ファンは“新たなオオカミ”が現われたと心配するかもしれないが、ここから伸び悩むケースは多々ある。様子を見よう」と記している。

 進境著しい張本のハイパフォーマンスによって、ますます活況を呈しそうな日本女子卓球界。パリ五輪まであと2年、国内外のトーナメントでの熾烈なバトルに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】張本智和&美和の兄妹ペアが初結成で初優勝! WTTチュニスの混合ダブルス決勝のハイライトはこちら!

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