角田裕毅「完全に僕のミスで弁解の余地なし」…専門メディアは「最悪のレース」と酷評する一方でチームの判断に疑問も

角田裕毅「完全に僕のミスで弁解の余地なし」…専門メディアは「最悪のレース」と酷評する一方でチームの判断に疑問も

シンガポールGPは35周目でリタイアに終わった角田。次の日本GPに期待だ。(C) Getty Images

F1第17戦のシンガポール・グランプリは10月2日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は35周目にリタイアを喫している。

 予選での好パフォーマンスでポイント圏内(10番手)のスターティンググリッドを得て臨んだレースは、大雨による約1時間のディレイの後、濡れた路面の上でスタート。他車同様にインターミディエイトを装着した角田はポジションを一時9番手に上げ、その後は元の順位を長くキープしたが、21周目にミスから12番手にダウン。そして35周目にスリックタイヤ(ミディアム)に履き替えた直後、ターン10で直進してバリアに突っ込み、コクピットを降りた。

【動画】1時間遅れで開始のシンガポールGPはスタートから波乱の展開に… ウェットコンディションでのレースは、角田にとっては追い風になると思われただけに、非常に悔しい結果となったが、彼はチームの公式サイトを通して、「今日はコンディションがとてもトリッキーで、インターからスリックに換えるタイミングを判断するのが難しかったです」と語り、以下のように続けている。

「タイヤ交換が早かったことで、ドライビングは最高にハードなものになりました。ただ、それでもタイムは良くなっており、状況はポジティブなものに思えました。残念ながら、僕はミスを犯しました。ブレーキングポイントの判断を完全に見誤って、オーバースピードでコーナーに入り、ウォールに突っ込んでしまいました。自分自身に苛立ちを感じています」

「この週末のことを反省した上で、来週のホームレース(日本GP)の準備をする必要があります。初めて鈴鹿をF1カーで走ることを楽しみにしています」と気持ちを切り替えた彼は、またレース後のF1公式サイト『F1.com』のインタビューでは「難しいコンディションの中でミスを犯し、ブレーキングポイントを逃してしまいました。完全に僕のせいであり、弁解の余地はありません」と語った。

 アルファタウリのテクニカルディレクター、ジョディ・エッギントンは「大量のポイントを稼ぐチャンスを最大限に活かせなかった。エンジニアリングチームが決めたドライタイヤへの変更のタイミングが早すぎたためだ。それによってポジションを落とした。直後にユウキは滑ってコースオフした」と語り、失望を隠さなかった。チームはSNSでも、「より多くのポイントを獲得が期待されていた中での、厳しい結果」と投稿している。
  現地メディアの報道では、オランダのF1専門サイト『GRAND PRIX RADIO』が「角田は高くつくミスを犯し、レースを早々に終了。長くポイント圏内を守るも、そのポジションを放棄せざるを得ず、チャンピオンシップに違いをもたらすことができなかった」と報道。リタイアの場面については「角田が全責任を負う」と指摘した。
  イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「日本人ドライバーのレースはバリアの中で終わった。チームは最初のピットストップでドライタイヤを装着したが、コースはまだそれに適しておらず、角田は車をコントロールし切れなかった」と、アルファタウリの判断にも疑問を呈している。

 そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「シンガポールGPの勝者と敗者」と題した記事の中で、アルファタウリを「敗者」とし、「コンストラクターズ・ランキングでハースを抜いて8位から順位を上げるチャンスがあったが、逆にアストンマーティンに抜かれて9位に落ちた」と記述。角田については「2つの重大なミスを犯し、2度目のそれではバリアに突っ込んでリタイアという、最悪のレース」と酷評した。

構成●THE DIGEST編集部
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