ドンチッチが初の得点王に向け快走!渡邊雄太は3ポイント成功率で3位に【NBA開幕10試合個人成績ランキング】
2022年11月11日 06時00分THE DIGEST

得点レースを牽引するドンチッチ(左)。リバウンドはゴベア(右上)、アシストはハーデン(右下)がトップに立つ。(C)Getty Images
現地時間10月18日に開幕したNBAの2022-23シーズン。11月9日を終えた時点で全球団が最低10試合を消化し、チーム・個人ともに明暗が分かれてきている。
個人では5年目を迎えたダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、平均34.8点で得点ランキングを快走。23歳の“神童”は1962年のウィルト・チェンバレン(サンフランシスコ・ウォリアーズ)が記録した23試合連続に次ぐ、開幕から9試合連続で30得点以上を叩き出すなど、初の得点王&MVP獲得に向けて好スタートを切っている。
ドンチッチに続くのは昨季ファイナルMVPのステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)。連覇を狙うチームは4勝7敗と苦しむなか、34歳のエースは必殺の3ポイントシュートを武器に平均32.6点と自己最高ペースで得点を量産している。
3位以下も、新天地で躍動するドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ/31.9点)をはじめ、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/31.8点)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー/31.6点)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス/31.2点)と上位陣は拮抗。今後も毎試合ごとに順位の変動はありそうだ。
■平均得点TOP10
1位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/34.8点
2位ステフィン・カリー(ウォリアーズ)/32.6点
3位ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)/31.9点
4位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/31.8点
5位シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー)/31.6点
6位ジェイソン・テイタム(セルティックス)/31.2点
7位ケビン・デュラント(ネッツ)/30.8点
8位ジャ・モラント(グリズリーズ)/28.8点
9位トレイ・ヤング(ホークス)/27.6点
10位デビン・ブッカー(サンズ)/27.5点
リバウンド部門では今季からミネソタ・ティンバーウルブズでプレーするルディ・ゴベアがトップに立つ。昨季も平均14.7本でタイトルを手にした守護神は、ここまで10試合中7試合で2桁、2戦目の古巣ジャズ戦では23本を奪取するなど安定感は抜群だ。
ランキングにはセンターの選手たちが並ぶなか、2位には得点部門でも上位につけるPFのアデトクンボがランクイン。センター以外の選手としては2011年のケビン・ラブ(当時ウルブズ/PF)以来のタイトルを狙う。
■平均リバウンドTOP10
1位ルディ・ゴベア(ウルブズ)/13.6本
2位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/12.2本
3位ニコラ・ブーチェビッチ(ブルズ)/11.9本
4位ジャレット・アレン(キャバリアーズ)/11.7本
4位スティーブン・アダムズ(グリズリーズ)/11.7本
6位ユスフ・ヌルキッチ(ブレイザーズ)/11.2本
7位クリント・カペラ(ホークス)/11.0本
8位ボビー・ポーティス(バックス)/10.9本
9位イビツァ・ズバッツ(クリッパーズ)/10.8本
10位ヨナス・ヴァランチュナス(ペリカンズ)/10.5本 アシスト部門も各球団の司令塔たちがハイレベルな争いを展開している。
トップは2017年以来のタイトルを狙うジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・76ers)の10.0本だが、2位以下もタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、クリス・ポール(フェニックス・サンズ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)ら9本台の選手がずらり。なかでもセンターながら5位につけるニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)は、さすが現代最高のオールラウンドビッグマンといったところだ。
■平均アシストTOP10
1位ジェームズ・ハーデン(76ers)/10.0本
2位タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)/9.9本
3位クリス・ポール(サンズ)/9.4本
3位トレイ・ヤング(ホークス)/9.4本
5位ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)/9.0本
6位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/8.1本
7位デジャンテ・マレー(ホークス)/8.1本
8位マイク・コンリー(ジャズ)/8.0本
9位ドリュー・ホリデー(バックス)/7.9本
10位パスカル・シアカム(ラプターズ)/7.7本
現代NBAには不可欠な3ポイントシュート。成功率ランキングでは毎年リーグ指折りのシューターたちが上位争いを繰り広げるが、今年は我らが渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)が3位にランクインしている。
新天地で躍動する日本の背番号18は、開幕3戦目から8試合連続で3ポイントをヒット。22本中12本を沈め、成功率は54.5%の高精度を誇っている。11月7日の試合で左足首を捻挫し、欠場が見込まれる次戦以降は規定から外れるものの、復帰後もランキングにのるような活躍を期待したい。
※3ポイント成功率の規定条件=所属チームが消化した試合数につき、平均1本以上の3ポイント成功。シーズン終了時点で82本以上の成功が条件となる。
■3ポイント成功率TOP10
※成功率の横のカッコ内は、成功数/試投数
1位ジョシュ・グリーン(マーベリックス)/58.8%(10/17)
2位ケリー・オリニク(ジャズ)/56.8%(21/37)
3位渡邊雄太(ネッツ)/54.5%(12/22)
4位ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ナゲッツ)/54.3%(25/46)
5位ブランドン・イングラム(ペリカンズ)/54.2%(13/24)
6位サム・ハウザー(セルティックス)/53.3%(24/45)
7位ジェイク・ラレイビア(グリズリーズ)/52.0%(13/25)
8位グラント・ウィリアムズ(セルティックス)/51.7%(15/29)
9位ケビン・ハーター(キングス)/50.7%(37/73)
10位ジョージ・ニアン(76ers)/50.0%(27/54)
10位ボーンズ・ハイランド(ナゲッツ)/50.0%(26/52)
10位ディーン・ウェイド(キャバリアーズ)/50.0%(18/36)
構成●ダンクシュート編集部
個人では5年目を迎えたダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、平均34.8点で得点ランキングを快走。23歳の“神童”は1962年のウィルト・チェンバレン(サンフランシスコ・ウォリアーズ)が記録した23試合連続に次ぐ、開幕から9試合連続で30得点以上を叩き出すなど、初の得点王&MVP獲得に向けて好スタートを切っている。
ドンチッチに続くのは昨季ファイナルMVPのステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)。連覇を狙うチームは4勝7敗と苦しむなか、34歳のエースは必殺の3ポイントシュートを武器に平均32.6点と自己最高ペースで得点を量産している。
3位以下も、新天地で躍動するドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ/31.9点)をはじめ、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/31.8点)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー/31.6点)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス/31.2点)と上位陣は拮抗。今後も毎試合ごとに順位の変動はありそうだ。
■平均得点TOP10
1位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/34.8点
2位ステフィン・カリー(ウォリアーズ)/32.6点
3位ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)/31.9点
4位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/31.8点
5位シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー)/31.6点
6位ジェイソン・テイタム(セルティックス)/31.2点
7位ケビン・デュラント(ネッツ)/30.8点
8位ジャ・モラント(グリズリーズ)/28.8点
9位トレイ・ヤング(ホークス)/27.6点
10位デビン・ブッカー(サンズ)/27.5点
リバウンド部門では今季からミネソタ・ティンバーウルブズでプレーするルディ・ゴベアがトップに立つ。昨季も平均14.7本でタイトルを手にした守護神は、ここまで10試合中7試合で2桁、2戦目の古巣ジャズ戦では23本を奪取するなど安定感は抜群だ。
ランキングにはセンターの選手たちが並ぶなか、2位には得点部門でも上位につけるPFのアデトクンボがランクイン。センター以外の選手としては2011年のケビン・ラブ(当時ウルブズ/PF)以来のタイトルを狙う。
■平均リバウンドTOP10
1位ルディ・ゴベア(ウルブズ)/13.6本
2位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/12.2本
3位ニコラ・ブーチェビッチ(ブルズ)/11.9本
4位ジャレット・アレン(キャバリアーズ)/11.7本
4位スティーブン・アダムズ(グリズリーズ)/11.7本
6位ユスフ・ヌルキッチ(ブレイザーズ)/11.2本
7位クリント・カペラ(ホークス)/11.0本
8位ボビー・ポーティス(バックス)/10.9本
9位イビツァ・ズバッツ(クリッパーズ)/10.8本
10位ヨナス・ヴァランチュナス(ペリカンズ)/10.5本 アシスト部門も各球団の司令塔たちがハイレベルな争いを展開している。
トップは2017年以来のタイトルを狙うジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・76ers)の10.0本だが、2位以下もタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、クリス・ポール(フェニックス・サンズ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)ら9本台の選手がずらり。なかでもセンターながら5位につけるニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)は、さすが現代最高のオールラウンドビッグマンといったところだ。
■平均アシストTOP10
1位ジェームズ・ハーデン(76ers)/10.0本
2位タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)/9.9本
3位クリス・ポール(サンズ)/9.4本
3位トレイ・ヤング(ホークス)/9.4本
5位ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)/9.0本
6位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/8.1本
7位デジャンテ・マレー(ホークス)/8.1本
8位マイク・コンリー(ジャズ)/8.0本
9位ドリュー・ホリデー(バックス)/7.9本
10位パスカル・シアカム(ラプターズ)/7.7本
現代NBAには不可欠な3ポイントシュート。成功率ランキングでは毎年リーグ指折りのシューターたちが上位争いを繰り広げるが、今年は我らが渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)が3位にランクインしている。
新天地で躍動する日本の背番号18は、開幕3戦目から8試合連続で3ポイントをヒット。22本中12本を沈め、成功率は54.5%の高精度を誇っている。11月7日の試合で左足首を捻挫し、欠場が見込まれる次戦以降は規定から外れるものの、復帰後もランキングにのるような活躍を期待したい。
※3ポイント成功率の規定条件=所属チームが消化した試合数につき、平均1本以上の3ポイント成功。シーズン終了時点で82本以上の成功が条件となる。
■3ポイント成功率TOP10
※成功率の横のカッコ内は、成功数/試投数
1位ジョシュ・グリーン(マーベリックス)/58.8%(10/17)
2位ケリー・オリニク(ジャズ)/56.8%(21/37)
3位渡邊雄太(ネッツ)/54.5%(12/22)
4位ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ナゲッツ)/54.3%(25/46)
5位ブランドン・イングラム(ペリカンズ)/54.2%(13/24)
6位サム・ハウザー(セルティックス)/53.3%(24/45)
7位ジェイク・ラレイビア(グリズリーズ)/52.0%(13/25)
8位グラント・ウィリアムズ(セルティックス)/51.7%(15/29)
9位ケビン・ハーター(キングス)/50.7%(37/73)
10位ジョージ・ニアン(76ers)/50.0%(27/54)
10位ボーンズ・ハイランド(ナゲッツ)/50.0%(26/52)
10位ディーン・ウェイド(キャバリアーズ)/50.0%(18/36)
構成●ダンクシュート編集部
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