張本智和を撃破した戸上隼輔がパリ五輪に向けて決意表明。“２連覇達成”には「いつになっても実感が湧かない」【全日本卓球】

卓球の全日本選手権は、１月23日から７日間にわたり東京体育館で開催された。最終日の男子シングルス決勝では、戸上隼輔（明治大）が張本智和（IMG）をゲームカウント４－２で破り、優勝を飾った。
【画像】「今からが本番」パリ五輪に向けて気合十分！戸上隼輔の実際の投稿をチェック

　昨年に続き１位に入り、2017年の水谷隼以来６年ぶりとなる全日本選手権男子シングルス連覇を達成した戸上。大会を終えたあと、自身のインスタグラムで、感慨深い優勝について、こう振り返った。

「全日本選手権シングルス二連覇達成　いつになっても実感が湧かないってことは今からが本番って頭が一番わかってるのだと思う」

　昨年は、優勝後に世界で思うような成績を残せなかった戸上。そんな彼はインスタグラムのストーリーも更新し、「ここからってことよ」と気合を入れた。
 　また、試合後のインタビューでは「パリオリンピックを意識したときに、全日本を獲っている選手が非常に多いので、世界を見据えて今後調整していきたい」と抱負を述べた戸上。日本を背負って挑戦し続ける21歳のさらなる活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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