「歴史を塗り替えた!」2セット先取され絶体絶命→大金星エジプトに母国メディア歓喜! 日本に皮肉も「世界ランク5位から…」【男子バレー】

「歴史を塗り替えた!」2セット先取され絶体絶命→大金星エジプトに母国メディア歓喜! 日本に皮肉も「世界ランク5位から…」【男子バレー】

日本に勝利を収めたエジプト選手らはコートに頭をつけ感謝の祈りを捧げた。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

静まり返るコートには、アラブ戦士の歓喜の声だけが響き渡った。

 10月1日、東京・代々木第一体育館で開催されている『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の第2戦で、日本代表はエジプト代表と激突。前日に続くフルセットまでもつれ込む死闘はアフリカ王者が制し、日本は開幕2戦目で早くも黒星を喫した。

 第1、2セットまでは完全に日本ペースだった。前日はアタックが不調だった主将の石川祐希がサーブ、ブロックが冴え、サウスポーエース西田有志のスパイクが序盤から火を噴くなどエジプトを圧倒。大苦戦しながら白星を手にした初戦のフィンランド戦を払拭するかのような好プレーの連続で、会場は日本のストレート勝ちを予感した。

 ところが、前日と同じ悪夢が繰り返された。第3セットは両チームとも連続得点が奪えないこう着状態が続くと、中盤に日本は4連続で失点を重ねる。終盤にようやく反撃したが、相手のサーブに苦戦し23-25で落とす。

 第4セット、相手のサーブが決まらず日本にも付け入る隙は十分あったが失点を重ね、このセットも奪われると、2日連続でフルセットに突入。最終セットも一進一退の攻防のなか、終盤に日本はミスが出て3連続失点。最後はタッチネットで決着し、『史上最強』と謳われた龍神NIPPONは、まさかの敗者となった。
  世界ランク5位の日本に対し、同19位のエジプトが2セット先取されてからの大逆転勝利に会場は声を失った。アフリカ王者が完全アウェーのなかで起こした番狂わせには、バレー専門メディア『Volleyball World』も大興奮。試合終了の瞬間をSNSに投稿すると、文面には「エジプトが日本を破る! パリオリンピックへの出場権を獲得する可能性もあるぞ」と綴り、格上・日本からのフルセット勝ちを称えている。

 至極当然、母国メディアは狂喜乱舞だ。普段は国内の政治・社会ニュースを中心に取り扱っているエジプトを代表する老舗雑誌『Egypt Today Magazine』も代表チームの逆転劇に反応している。同誌は「パリオリンピック予選でエジプトが歴史を塗り替え、世界ランク5位の日本を0-2から大逆転し、セットカウント3-2で打ち破った」と興奮を隠せず、滅多にバレーボールのニュースを取り上げない同メディアが報じるほど、エジプト国内は異例の事態になっている。

 今大会は上位2か国に入れば、パリ五輪の切符を掴むことができる。世界ランクで格下の相手が序盤戦で続く日本は確実に勝点を積み重ねていきたいところだったが、思わぬ伏兵に足元をすくわれ、痛すぎる敗北を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】日本をフルセットの末に下し、コート上で歓喜のエジプト選手

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