「宇野昌磨選手が好き」全日本での活躍にインスパイアされた、ユース五輪金メダルの鍵山優真。父はかつて日本を支えたフィギュアスケーター

「宇野昌磨選手が好き」全日本での活躍にインスパイアされた、ユース五輪金メダルの鍵山優真。父はかつて日本を支えたフィギュアスケーター

苦しい時期を乗り越え、全日本選手権4連覇を果たした宇野にインスパイアされた鍵山。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

ローザンヌ・ユースオリンピック2020のフィギュアスケート男子シングル部門で、金メダルに輝いた鍵山優真は大会前、五輪公式『Olympic Channel』の動画にて、スケートを始めたきっかけを話していた。

 インストラクターだった父の影響でスケートを始めた鍵山は、「お父さんはもともと選手で、今はコーチもやっています。最初は滑っているだけだったけれど、楽しくなってずっとやっています」と語る。

 鍵山の父は、元フィギュアスケーターの鍵山正和氏。1990年代の男子フィギュアスケート界を支え、全日本選手権3連覇、92年のアルベールビル、94年のリレハンメル五輪の日本代表として活躍した人物だ。
(※注 かつて五輪は夏季と冬季同年に開催していたが、2年開けることになり、92年と94年は調整のため間が短い)

 そして、公式のツイッターでは、鍵山が宇野昌磨にインスパイアされたことを語っている。
 「宇野昌磨選手が好きです。今シーズンは特にコーチがいない中、結構不調な場面だったり色々あった。それでもあきらめずに全日本で優勝して、その姿を見てカッコイイなと思いました。(全日本の)3位は、最初は”えっっ”て。全然実感がなくて、表彰台に立った時、自分は3位になったという実感……。次は本当に優勝して一番上の表彰台に上りたい、と思っています」とコメントした。

 今シーズン序盤の宇野は、コーチをつけず一人で活動することになったが、結果が出ずグランプリファイナルの出場も逃した。しかし、約1カ月のスイス合宿を経て、出場した全日本選手権では、新しくついたステファン・ランビエールコーチの支えもあり見事優勝。その活躍を側で見ており、そして同じ表彰台の隣に立った鍵山は、スケーターとして大きな影響を得たに違いない。

 今シーズンは2月の四大陸選手権、3月の世界ジュニア選手権出場が予定されている。16歳の伸び伸びとした演技に期待が高まる。
 
構成●THE DIGEST編集部
 

関連記事(外部サイト)