ジョーダンとレブロン、史上最高の選手はどちらか――。NBAにおける永遠のテーマにアル・ハリントン「最高の選手はレブロン、ただ……」

ジョーダンとレブロン、史上最高の選手はどちらか――。NBAにおける永遠のテーマにアル・ハリントン「最高の選手はレブロン、ただ……」

ジョーダン(左)とレブロン(右)、どちらが史上最高の選手か――。これはバスケットボールにおける永遠のテーマと言えるだろう。(C)Getty Images

“神様”マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)と、“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)はどちらが史上最高の選手か――。バスケットボールにおける永遠のテーマと言っていいだろう。

 ジョーダンは30歳の時にMLB挑戦を目指してコートを離れるなど、2度の引退期間があり、常々比較においてエクスキューズがついて回ってきた。しかし、高校からNBA入りして17年間プレーしてきたレブロンも2012年に念願のリーグ初制覇を果たし、かつて指摘された優勝経験の有無をクリア。個人成績でジョーダンを上回る項目も増えている。

 2人がNBAで成し遂げてきた実績を比べてみると、個人タイトルなどはまだジョーダンに分があるものの、ほとんど遜色ないレベルに近づいていると言っていい。

◆ジョーダン(1984〜93年/95〜98年/2001〜03年)
通算得点:3万2292点(歴代5位)
通算平均得点:30.12点(歴代1位)
得点王:10回(歴代1位)
シーズンMVP:5回(歴代2位タイ)
ファイナルMVP:6回
優勝:6回
オールスター出場:14回
オールNBA1stチーム:10回
NBAオールディフェンシブ1stチーム:9回
最優秀守備選手賞:1回
スティール王:3回

◆レブロン(2003年〜)
通算得点:3万4087点(歴代3位)
通算平均得点:27.10点(歴代4位)
得点王:1回
シーズンMVP:4回(歴代4位タイ)
ファイナルMVP:3回
優勝:3回
オールスター出場:16回
オールNBA1stチーム:12回
NBAオールディフェンシブ1stチーム:5回
  今年1月、ジョーダン自身は「私たちは異なる時代でプレーしている」と世間の比較論に釘を刺しながら、レブロンをこのように称賛している。

「彼は信じられない選手。世界で指折りだ。異なる時代と比較する傾向は当たり前で、それは続くと理解している。私は彼のファンだ」

 そして今回、このテーマに持論を展開したのが、インディアナ・ペイサーズなどで計16シーズン(1999〜2014)プレーしたアル・ハリントンだ。ジョーダン、レブロンとも対戦経験のあるフォワードは、現役時代にチームメイトだったマット・バーンズ(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)とスティーブン・ジャクソン(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)がホストを務める『SHOWTIME』のポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演。バーンズから「君の(考える歴代)トップ3を教えてくれ」と問われ、「レブロン、マイク(ジョーダン)、シャック(シャキール・オニール/元レイカーズほか)」と答えるとともに、“注釈付き”で史上最高のプレーヤーにレブロンを選択した。
 「レブロンは最高の選手だ。なぜなら“殺人者の本能”(情け容赦なく相手を食い尽くそうとすること)についてだけでなく、ベストのバスケットボール選手について話しているからだ。彼は5つのポジションすべてをこなし、一瞬たりとも休まずに17年間も一貫してやり続けた」

 もっとも、“信じられない”といった表情を浮かべるジャクソンに対し、このようにも言葉を続けている。
 「ただ、もしフランチャイズを作り上げたいか、最高にイケてるヤツが必要か訊かれたら、俺はマイク(ジョーダン)を連れて行く。それ以外はレブロンがマジック(ジョンソン/元レイカーズ)、(ラリー)バード(元ボストン・セルティックス)らのすべてを継承しているよ」

 レブロンは35歳となった今も衰えを感じさせないプレーを見せている。キャリアを終える時、ジョーダンを超えたと言われるのか、その議論は今後も続いていきそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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