「いつかの未来でこの想いを見返してやろう!」バドミントン・奥原希望が目標を失った中高生にメッセージ
2020年04月29日 15時19分 THE DIGEST

中高校生の気持ちに寄り添ったメッセージでエールを送った奥原希望。(C)Getty Images
バドミントンの奥原希望が28日、自身のブログを更新。全国中学校体育大会とインターハイの中止を受けて、中高生アスリートに向けてメッセージを送った。
「中高生へ」と題した奥原のブログは、冒頭、「目標としている舞台が次々と失われている今、みんなは何を考えて毎日を過ごしているのかな」と問いかけた。
中高生の憤りやショックを慮り、その思いを想像はできても誰も完全には理解できないと述べた奥原。
そのうえで、奥原は語る。「こう考えることもできるんじゃない?」「今の中学生、高校生しかこのやり場のない悔しい思いを感じていない。僕たち、私たちしかこの貴重な体験はできていない!そうじゃない?」
この悔しい思いを受け止めて、競技を通じて培ったメンタルや思考を生かし、自分にしかできないことを見つけ、行動してほしいとアドバイスした奥原。
最後に「中高生が今まで同様、新たな目標に向かい楽しい充実した日々を過ごせますように」と願い、「いつかの未来でこの想いを見返してやろう!」とエールを送った。
2013年の半月板損傷など、苦しい経験を幾度も乗り越えてバドミントン界のトップに上り詰めた奥原。目指す先にいるアスリートの言葉は、10代の選手たちが前を向いて進んでいく、背中を押すものになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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— Okuhara Nozomi 奥原 希望 (@nozomi_o11) April 28, 2020