ノア・6対6のイリミネーションマッチで拳王が桜庭和志から勝利!「今生きてるプロレスを見せ続ける」

ノア・6対6のイリミネーションマッチで拳王が桜庭和志から勝利!「今生きてるプロレスを見せ続ける」

6番勝負の大将戦は杉浦貴と征矢学の戦いに。征矢は口から流血しつつ応戦した。

プロレスリング・ノアは5月3日、NOAH特設アリーナで開催した無観客試合によるTVマッチ『"NOAH Stay Together" SHOWDOWN 〜SUGIURA-GUN vs KONGO〜 powered by ABEMA』をABEMAで中継した。ABEMAではTVマッチならではの試みとして、ニュートラルコーナーにカメラを置いたり、会場の集音マイクの音量を上げたりと、選手の声や息遣いなど試合の臨場感を伝える挑戦を行なった。

 この日のテーマは杉浦貴率いる杉浦軍と、拳王率いる反体制ユニット金剛による全面対抗戦。

 まずシングルマッチによる6番勝負が行なわれ、大原はじめと仁王のジュニアヘビー級対決からスタート。大原がムイビエンで接戦を制し、まずは杉浦軍が先取。しかし、覇王が吉岡世起のクラッシュドライバーを丸め込んでイーブンにすると、桜庭和志はパワーで押す稲村愛輝を最先端のグラップリング技、デラヒーバ・フットロックで絞りあげて逆転する。
  すると金剛はリーダーの拳王が登場し、策士であるNOSAWA論外と対戦。論外のインサイドワークに苦戦する場面もあったが、拳王がP.F.Sで論外を仕留めた。

 レネ・デュプリとマサ北宮の副将対決は、北宮が執拗な監獄固めでデュプリを苦しめるが、監獄固めが決まったまま時間切れに。デュプリが何とか逃げ切りイーブンで大将戦へ。

 杉浦貴の相手は元W-1の征矢学という注目のシングルマッチが実現。杉浦は征矢の実力を確かめるのように、打撃戦を仕掛けていく。征矢は口の中を出血しながらもパワーで応戦。しかし最後はオリンピック予選スラムで杉浦に軍配。シングル6番勝負は杉浦軍が勝利した。

 試合後、杉浦は「力あるね。正面からガンガン来るから俺としてはやりやすいよ」と征矢の印象を振り返っている。
  メインイベントでは、両軍によるイリミネーションマッチが行なわれた。連敗が許されない金剛。試合はシングル6番勝負と同じく吉岡と仁王が先発。2試合目とは思えない目まぐるしい攻防を繰り広げる。

 金剛の2番手は試合を終えたばかりの征矢だが、征矢はひとりで杉浦軍を蹴散らす。杉浦軍は桜庭がルール(トップロープを超えて場外に転落すると失格)を把握してないのか場外へのプランチャーを狙うも仲間に止められる。

 30分が経過すると桜庭は仁王にスピニングトーホールドから足4の字固めで一本。すると覇王がトップロープからエプロンに踏みとどまった杉浦をドロップキックで場外に落とし、続けて北宮もドロップキックで失格にさせ、論外も丸め込んで3連勝の大活躍となった。

 その後、覇王、征矢、デュプリが失格となり、桜庭と拳王の2人が残る。拳王はUWFモードで桜庭に仕掛けていくと、桜庭もサブミッションで応戦。しかし三角絞めを強引に押しつぶした拳王が桜庭から3カウント奪取し、シングル6番勝負のリベンジを果たした。
  拳王は「ノア!ステイ!トゥギャザー!俺たちは、時を止めないぞ。これを見ているクソヤローどもに新しいプロレスを、今生きてるプロレスを見せ続けるぞ。いいか、今はな、少し娯楽も少なくなってきてるかもしねぇけどな。俺たちを見ろ!今、生きているプロレスリング・ノアを見ろ!これからは俺たちについて来い!」と叫びリングを後にしている。

 次回のノアTVマッチは5月9日、10日に中継予定だ。

◆プロレスリング・ノア◆
『"NOAH Stay Together" SHOWDOWN 〜SUGIURA-GUN vs KONGO〜 powered by ABEMA』
5月3日
NOAH特設アリーナ(無観客試合)
▼ SUGIURA-GUNvsKONGO 6vs6イリミネーションマッチ(時間無制限 / オーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルール採用)
杉浦貴&●桜庭和志&レネ・デュプリ&NOSAWA論外&大原はじめ&吉岡世起(46分43秒 エビ固め)拳王○&マサ北宮&稲村愛輝&征矢学&覇王&仁王
※三角絞めを押し潰す
1.●吉岡(エビ固め)稲村○
※スプラッシュマウンテン
2.○大原(ムイビエンクラッチ)稲村●
3.●大原(エビ固め)征矢○
※弾道
4.○桜庭(足4の字固め)仁王●
5.●杉浦(OTR)覇王○
※ドロップキック
6.●北宮(OTR)覇王○
※ドロップキック
7.●論外(横入り式エビ固め)覇王○
8.○デュプリ(体固め)覇王●
※ゴッチ式パイルドライバー
9.○デュプリ(OTR)征矢●
※セコンドのアシスト
10.●デュプリ(OTR)拳王○
※ボディスラム
※拳王の1人残りで金剛の勝利
▼SUGIURA-GUNvsKONGO シングル6番勝負 各20分1本勝負
○大原はじめ(14分39秒 ムイビエン)仁王●
●吉岡世起(12分09秒 横入り式エビ固め)覇王○
○桜庭和志(8分02秒 デラヒーバ・フットロック)稲村愛輝●
●NOSAWA論外(11分26秒 片エビ固め)拳王○
※ P.F.S
△レネ・デュプリ(時間切れ引き分け)マサ北宮△
○杉浦貴(16分04秒 体固め)征矢学●
※オリンピック予選スラム
※杉浦軍が3勝2敗1引き分けで勝利

文●どら増田
 

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