ワールドピースが結婚を機に再び改名「呼ばれるのが恥ずかしかった」と意外な本音も

ワールドピースが結婚を機に再び改名「呼ばれるのが恥ずかしかった」と意外な本音も

結婚したことで“メッタ・フォード・アーテスト”に名前が変わったことを明かした。(C)Getty Images

“メッタ・フォード・アーテスト”。これが、メッタ・ワールドピースの新しい名前のようだ。

 1999年のドラフトで1巡目16位指名を受け、“ロン・アーテスト”としてシカゴ・ブルズに入団。2001−02シーズン途中にインディアナ・ペイサーズへトレードされると、2004年にはオールスターに初出場したほか、最優秀守備選手賞にも輝くなど、一躍トップスターの仲間入りを果たした。

 屈強な体格を生かした名ディフェンダーとして知られ、オールディフェンシブチームに4度(1st/2004、06年、2nd/2003、09年)選出。2010年にはロサンゼルス・レイカーズでコビー・ブライアントとともにリーグ制覇も経験した。
  そんな彼が「ロン・アーテストに飽きた」として“メッタ・ワールドピース”に改名したのが2011年9月。“メッタ”は仏教の概念で“慈”を意味し、“世界平和”と併せて愛に満ちあふれた名前を名乗り始めたのだ。

 さらに2014年8月には中国リーグへの移籍を機に“ザ・パンダズ・フレンド”へと改名。ただこれは中国限定だったようで、イタリアリーグ、そして2015年のレイカーズ復帰時にはワールドピースへと戻していた。

 その後、2017年に現役を引退。現在はレイカーズ傘下のGリーグチーム、サウスベイ・レイカーズで選手育成コーチを務めている。

 2010年には獲得したばかりのチャンピオンリングをオークションに出品し、得た金銭を慈善団体に寄付するなど“慈愛と世界平和”の名に恥じない行動もあった。しかし一般的なイメージとしては、度重なる改名からも察せるように“奇行が目立つ問題児”という印象が強いだろう。リーグ史上最悪の事件として有名な“パレスの騒乱”が起きる引き金となったほか、「ヒップホップのアルバム作成のため試合を休みたい」発言や、ハードファウルで相手選手何度も小競り合いを起こすなど、問題行動は枚挙に暇がない。

 そして今回、冒頭で述べたように再び名前を変えたことを、レイカーズのダニー・グリーンがホストを務めるポッドキャスト『Inside the Green Room with Danny Green』で明かした。さらに同番組内で、“ワールドピース”にまつわる驚愕のエピソードを語っている。
 「“ワールドピース”として臨んだ最初の試合、俺は『これまでの人生で最も愚かなことをしてしまった』と思っていた。ベンチから出るとき、『メッタ・ワールドピース!』とアナウンスされて、ウォームアップ用のシャツを脱ぎたくなかったことを覚えているよ。恥ずかしかったんだ。だから名前を元(ロン・アーテスト)に戻そうと思ったんだけど、しばらくしたら俺も周りも慣れていたよ」
  なんと、名乗り始めた直後は“ワールドピース”と呼ばれることに抵抗があったと告白。そして、ミュージシャンのマヤ・フォードと最近結婚したことを受け、再び名前が変わったと話した。

「今の名前はメッタ・フォード・アーテスト。妻と俺のラストネームを足したんだ」

 新たな姓で心機一転、パートナーと円満な家庭を築き、この名前が生涯変わらないことを願いたい。

構成●ダンクシュート編集部

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