「ファンの皆様、ごめんなさい」スターダムの星輝ありさが引退。新日本1.4ドーム出場もケガには勝てず…

「ファンの皆様、ごめんなさい」スターダムの星輝ありさが引退。新日本1.4ドーム出場もケガには勝てず…

首と頭部の負傷により、思うパフォーマンスを発揮できなくなり、引退を決意した星輝ありさ。

スターダムは5月20日、所属選手の星輝ありさが、かねてより負傷していた首、及び頭部負傷のため引退すると発表した。星輝が保持していた“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム王座は返上になり、後日王座決定戦が行なわれる。

 スターダムによると、星輝の現在の負傷の状況、気持ちを配慮の上、星輝とも話し合いを重ねた結果、今回の発表となったという。「スターダム主催興行を中止している状況のなか、星輝ありさ選手の試合を楽しみにされていらっしゃったお客様には突然の発表となり申し訳ございません。星輝選手の今後を温かく見守って頂けますと幸いです」とコメントした。

 星輝は「スターダムファンの皆様、プロレスファンの皆様」のタイトルでコメントを発表した。

「お久しぶりです。そしていつもありがとうございます。星輝ありさです。一度「待っていてね」と言ってからやっと公表できることになりました。3/8の後楽園大会から首と脳の不調で欠場しておりましたが、医師や原田さん(克彦/ブシロードファイト社長)、小川さん(ロッシー小川/スターダム・エグゼクティブ・プロデューサー)との話し合いの結果、引退することとなりました。

 不調が出たのは1年前からでしたが、プロレスをやることが楽しかったのと好きな気持ちが勝っていたのでなんとか続けることができていました。ですが、今年に入ってから体調が悪化してこれまでの試合で色々蓄積していたこともあり、精神的にも肉体的にもバランスがとれなくなってしまいプロレスはもちろん、運動すら続けられる状態ではなくなってしまいました。

 現在、首は良くなりましたが、脳の調子は変わらず良くない状態です。そして、私がこのような状態になってから早くベルトを返上したかったのですが、新型コロナウイルスなどの影響でタイミングが合わなくて返上できないままで、モヤモヤした方も多かったと思います。私もでした。

 夏(すみれ)選手主催興行から始まった(刀羅)ナツコ選手との決着、(新日本プロレス1.4)東京ドームから始まったジュリア選手との決着、そして大切で大好きなツンデレな相方・(中野)たむちゃんとの約束。白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)をかけてこの3人とは特に闘いたかったのですが、私の身体のせいで果たせず、この3人、楽しみに待ってくれていたファンの皆様、ごめんなさい。

 最後はリング上でファンの皆様にお伝えしたかったのですが、引退と同時に返上する形になってしまいました。スターダムの大会ができない中での発表となってしまい本当にごめんなさい。今後は、身体やメンタルの様子を見つつ、この状態の私でも続けることができるお仕事をやっていきます。皆様、短い時間でしたが応援してくださり本当に本当にありがとうございました。星輝ありさ」と引退に至った経緯を語っている。
  星輝はシュートボクシングの練習生からスターダム1期生として、2011年1月23日デビュー。変幻自在のブラジリアンキックと打撃センスを武器に活躍するが、2012年に引退を表明。シュートボクシングを経て、2018年11月にスターダムへ復帰を果たし、2019年に入るやシンデレラトーナメントで優勝した。

 ワンダー王者・渡辺桃から念願の白いベルトを奪取すると、ここまで10回の防衛に成功。今年1月4日に開催された新日本プロレスの東京ドーム大会では、岩谷麻優とのチャンピオンタッグで、木村花&ジュリアと対戦。ブラジリアンキックで4万人の大観衆を沸かせていた。

 またキックボクサーのぱんちゃん璃奈との合同練習では、ストライカーとしてのセンスを発揮するなど、さらなる長期政権が予想され、シンデレラトーナメント優勝者のジュリアからは挑戦要求されていただけに、とても残念な結果になってしまった。

 スターダムは新型コロナウイルスの影響により、興行再開の目処が立っていないことから、現時点で引退セレモニーなどの開催は未定だ。

文●どら増田

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