「レイカーズがベスト」元ネッツのジェファーソンが歴代最強チームについて”説得力ある”持論を展開

「レイカーズがベスト」元ネッツのジェファーソンが歴代最強チームについて”説得力ある”持論を展開

ジェファーソンの所属するネッツは2002年のファイナルでレイカーズと対戦。しかし相手エースのシャックを止められず、ネッツはスウィープ負けを喫した。(C)REUTERS/AFLO

今から18年前の6月12日、ロサンゼルス・レイカーズはフランチャイズ史上2度目の3ピート(3連覇)を達成した。シャキール・オニールとコビー・ブライアントの強力デュオを中心に、名将フィル・ジャクソンの采配を加えた陣容は、歴代最強チームのひとつに挙げられているが、実際に対戦した選手もそう感じているようだ。ニュージャージー・ネッツ時代にレイカーズとサンアントニオ・スパーズ、クリーブランド・キャバリアーズ時代にゴールデンステイト・ウォリアーズとファイナルで対戦したリチャード・ジェファーソンが持論を展開している。

「レイカーズが他の偉大なチームと一線を画す理由は?」

『ESPN』の“The Jump”に出演した際、このテーマを投げかけられたジェファーソン。02年のレイカーズはシャック&コビー、翌03年のスパーズはデイビッド・ロビンソン&ティム・ダンカンのツインタワー+トニー・パーカー、17年のウォリアーズにはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラントという平均20点以上をあげるトリオを擁していたが、レイカーズは過去5シーズンで3度の優勝を果たしたウォリアーズよりも強いと断言した。その理由は単純明快だという。
 「シャックは唯一無二の存在だ。ウォリアーズは、スモールボール・ディフェンスが特徴だ。いわゆるトリプルスイッチと言われるプレーだね。ステフを彼よりもサイズの大きい選手にスイッチさせ、相手がポストに下りたらスイッチアウトする。ドレイモンド(グリーン)らより大きな選手をポストプレーヤーにつけさせて、ステフはペリメーターに戻るんだ」

 当時のウォリアーズの先発センターは身長211cmのザザ・パチューリアが務めていたが、スーパーサブのアンドレ・イグダーラがエースキラーとして長い時間コートに立ち、身長201cmのグリーンがセンターにスライドする“スモールラインナップ”がチーム最高のユニットだった。2016-17シーズンのキャブズはケビン・ラブとトリスタン・トンプソンと本来はパワーフォワードの選手がセンターを務めており、トリプルスイッチが効果的だったが、歴代最強センターの呼び声高いシャックにはそれが通用しないとジェファーソンは説明する。
 「これが問題だ。素晴らしいディフェンスが機能しているのは、(相手に)支配的なポストプレーヤーがいないから。レイカーズ相手ではそれはできない。シャックにボールを投げたら、彼はそれを(空中で)キャッチしてダンクしていたからね。対戦相手は、シャックにファウルするためにロースターに2、3人のビッグマンを入れざるを得なかった。それくらいシャックは支配的だったから、それに対抗できるビッグマンの身体・頭数が必要だったんだ」

 02年のネッツは、名司令塔ジェイソン・キッドを中心に、ケニョン・マーティン、キース・ヴァンホーン、ケニー・キトルズと機動力に富んだメンバーでファイナルへ進出。しかし、ビッグマンのトッド・マッカラーがシャックに手も足も出ず、平均36.3点、12.3リバウンド、3.8アシスト、2.75ブロックという圧倒的な活躍を許し、スウィープ負け(4連敗)を喫した。
  今年3月、シャックは『heavy.com』のインタビューで、当時の対戦は「退屈だった」「(マッチアップ相手の)トッド・マッカラーが私を止められると思うのか?」と憤りを感じていたことを明かしている。軍門に下ったジェファーソンからすれば、シャック以上の脅威はないという。

「スモールボールにとってシャックは天敵とも言える。これが、私が今まで見たなかでレイカーズがベストチームだという理由だ。17年のデュラントがいたウォリアーズはそれに限りなく近かったが、シャック対策を見出せなければ勝利には届かない」

 コビーの実力に疑いの余地はないが、シャックの存在がコビーの能力を引き出し、2人のデュオを特別なものにしていたのは間違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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