新日本・EVIL「俺が正義だ」と高橋ヒロムに大暴走の初防衛!8.29神宮球場で内藤哲也がリマッチへ

新日本・EVIL「俺が正義だ」と高橋ヒロムに大暴走の初防衛!8.29神宮球場で内藤哲也がリマッチへ

高橋ヒロムはEVILに掟破りのEVILをかけ、ジュニアからの二冠奪取へ向けて奮闘した。(C)新日本プロレス

新日本プロレスは名古屋でのビッグマッチ『SENGOKU LORD in NAGOYA』を25日、愛知・愛知県体育館で開催した。

 メインイベントではIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合として、チャンピオンのEVILに、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの高橋ヒロムが初挑戦した。

 EVILは「何が何でも勝つというのは手段は選ばねぇって意味だ」という言葉通り、『ニュージャパンカップ2020』(NJC)では、3日に行なわれた準決勝ではSANADAを、11日に大阪城ホール大会で開催された決勝戦ではオカダ・カズチカを相手にパイプ椅子攻撃、急所攻撃などラフ殺法全開で、NJC初優勝。

 さらに、リング上に呼び出した“二冠王”内藤哲也のグータッチ要求に、ウルフパックポーズで応え、内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを裏切り、「全ては俺が仕組んだこと」とまさかのバレットクラブ入り。
  翌12日の大阪城大会で挑戦した二冠戦では、入場曲、コスチューム、ビジュアルを一新。前日同様の暴走ファイトで大暴れ。試合終盤、BUSHIマスクを被った謎の男が内藤の首を金属製のワイヤーで締め上げ、悪のサポート。EVILは急所攻撃から、必殺のEVILで内藤から暴走勝利を挙げ、なんと二冠王座まで強奪してしまった。

 試合後、EVILは謎の男を「新たなパレハ」とマイクで紹介すると、姿を現したのはディック東郷だった。内藤へストンピング連打を浴びせている中、猛ダッシュで救出に入ったヒロムは、EVILに「人を裏切って、今どんな気持ちだ?」と問うとともに、「お前が獲ったベルト、俺に挑戦させろ!」と挑戦表明。EVILはリング上での返答を避けたものの、バックステージで「ヒロム、この俺様のベルトに挑戦したいのか? いいぜ。いつでもやってやるよ。いつでも、お前のこと、潰してやるよ」と不敵に挑戦を受託し、今回の対戦が実現した。

 まずIWGPジュニアヘビー級のベルトを巻いてヒロムが入場。テレビカメラに向かって「見せてやるよ!俺の夢が叶う姿を」と話しかけてからリングイン。一方、「俺が正義」と開き直っているEVILは東郷を先導に入場。

 試合はヒロムがショットガンドロップキックで仕掛けていく。しかし場外では東郷が躊躇なく介入する。EVILはヒロムのウィークポイントである首に照準を定め攻撃。悶絶するヒロムを観客は手拍子で後押し、エプロンからEVILをサンセットパワーボムで東郷に投げ捨てる。
  しかし、ラフ&パワーで押していくEVILが仕掛けたジャーマンにヒロムも応じて、ジャーマン合戦になるも、パワーで勝るEVILが途中から連発。必殺技のEVILを決める隙を狙う。これをコーナーに押し込み切り抜けるヒロム。張り手でEVILを倒すとビクトリー・ロイヤルを炸裂させるがカウントは2。

 EVILは冷静にヒロムとレッドシューズ海野レフェリーを衝突させると、東郷が乱入。マジックキラーを決め、ダイビングセントーンに入ろうとするが、ヒロムがEVILの足を蹴りその反動で東郷は股間を痛打する。

 ヒロムがEVILに掟破りのEVILを決め、コーナーデスバレーからTIME BOMBもカウント2。さらにTIME BOMBUを決めるがまたもカウント2。東郷がレフェリーの足を引っ張り、再びレフェリー不在にした上で東郷が乱入。急所攻撃から金属製のワイヤーでヒロムの首を締める。蘇生したEVILはダークネスフォールズからEVILでカウント3。タイトル防衛に成功すると場内は異様なムードに包まれる…。

 試合後、石森太二がヒロムにブラディクロスを決めてIWGPジュニアヘビー級王座挑戦をアピール。再びヒロムを襲撃すると内藤哲也が登場。マイクを掴んだ内藤は「正義と言ったり、ダークネスと言ったり、迷ってるの?その2本のベルトのレンタル期間は終了だ。そろそろ返してもらおうか?」とリターンマッチを要求。EVILは「笑わせんなよ。返り討ちにしてやるよ!」とこれを受諾して、リングを後にした。この日、21年ぶりの開催が発表された8.29東京・神宮球場大会での対戦が濃厚となった。
  バックステージではEVILが「見たか、今の試合? ヒロムの心も身体も、そして夢も、地獄の底に葬ってやったよ。これが現実だ。これがリアルだ。そして内藤、笑わせんな。この俺が正義だ。お前なんか、返り討ちにしてやるよ。わかったか」と言うと、脇を固めたディック東郷と石森太二の3人でウルフパックサインを作り「TOO SWEET」と言ってその場を後にした。

 黒々とした闇に包まれたIWGP二冠、果たして光を見ることはできるのだろうか?

◆新日本プロレス◆
『SENGOKU LORD in NAGOYA』
2020年7月25日 観衆 2200人
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
▼IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○EVIL(33分57秒 片エビ固め)高橋ヒロム●<挑戦者>
※EVIL
※EVILが初防衛に成功

文●どら増田

【動画】ラフ攻撃が止まらないEVILと東郷相手に1人立ち向かうヒロム!

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