「チーム一丸となってスコアしていたけど…」八村塁がレイカーズ戦で19得点の活躍もウィザーズは惜敗

「チーム一丸となってスコアしていたけど…」八村塁がレイカーズ戦で19得点の活躍もウィザーズは惜敗

八村はスクリメージでは最多となる19得点をマークしたが、ウィザーズは7点差でレイカーズに敗退。(C)Getty Images

7月27日(日本時間28日、日付は以下同)。第二幕の開催地となるフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、スクリメージ(練習試合)の6日目を迎え、計5試合が行なわれた。

 イースタン・カンファレンス9位のワシントン・ウィザーズ(24勝40敗/勝率37.5%)はビザ・アスレティック・センターでウエスタン・カンファレンス首位のロサンゼルス・レイカーズ(49勝14敗/勝率77.8%)との最終戦に臨んだ。

 シャバズ・ネイピアー、トロイ・ブラウンJr.、アイザック・ボンガ、八村塁、トーマス・ブライアントというスターターで臨んだウィザーズに対し、レイカーズはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、カイル・クーズマ、ドワイト・ハワードが休息。

 この試合ではアレックス・カルーソ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ダニー・グリーン、マーキーフ・モリス、ジャベール・マギーという布陣でウィザーズを迎え撃った。

 第二幕でウィザーズの中心的存在となった八村は、屈強な肉体を持つモリス相手に攻守両面で奮闘。右45度から3ポイントを決めると、左45度付近から1ドリブルで揺さぶってプルアップジャンパーをねじ込むなど幸先の良いスタートを切る。
  ディフェンスでもモリスのポストアップに対して力負けせず、ショットを放つ際には顔の目の前まで手を伸ばし、シュートミスを誘発する好プレーも見せた。

 ゴール下でマギーのブロックを浴びるシーンもあったが、第2クォーター終盤には左ローポストでグリーンを相手にショットまで持ち込み、リバウンド争いでマギーに競り勝ち豪快なワンハンドダンクを叩き込むなどスコアリングへの強い意志が感じられた。

 2メンゲームでもスムースな動きでリング下まで入り込んでフィニッシュ。ドライブでペイントエリアへと跳び込み、冷静にターンアラウンドジャンパーを放り込むなど、得点源として活躍。

 終わってみれば、八村は約28分のプレータイムでチームトップの19得点、3リバウンド、3アシスト、フィールドゴール(FG)成功率53.8%(7/13)、3ポイント100.0%(1/1)、フリースロー100.0%(4/4)を記録した。

「チームがこの状況なので、アグレッシブに行かなきゃいけないということで、ボールプッシュであったりシューティングだったり、ペイント内の動きだったり、アグレッシブに行きたいなと思っています」

 試合後にそう振り返った八村。ウィザーズは第3クォーターまでにFG成功率53.5%を残し、ジェローム・ロビンソン(18得点)、ネイピアー(16得点)、ブラウンJr.(12得点)、ブライアント(12得点)、イシュ・スミス(12得点)、モリッツ・ヴァグナー(11得点)と、計7選手が2桁得点を奪取。
 「僕だけじゃなく、スコアできる選手がいるので、その中でチームが一丸となってスコアしていくという点では良かったんじゃないかなと思うんですけど、ディフェンスの部分で今日は甘かったなと思います」と八村が話したように、試合は116−123でレイカーズに敗戦。

 ウィザーズは3試合のスクリメージでは最も高いフィールドゴール46.1%(41/89)を残すも、レイカーズは主力不在の中で伏兵たちが大暴れ。
 
 今月加入したJR・スミスが3ポイント85.7%(6/7)を含むゲームハイの20得点をあげれば、3月に契約したディオン・ウェイターズが18得点、6アシストを奪取。さらに先発出場のカルーソも17得点、5リバウンド、6アシスト、3スティールの活躍を見せ、ウィザーズ以上の高確率(FG成功率49.4%)でショットを沈めた。
 「これまでの3週間、皆すごく成長した。だが今日はその成長が見られなかった。それは私の責任だ。毎試合、毎分しっかりと戦う必要がある。今日はそれができなかったんだ。幸い、練習試合だったものの、それは言い訳にはならないからね。今日の試合についてはすべてにおいて一歩遅かった」とスコット・ブルックス・ヘッドコーチも反省。

 エースとなった八村も、レイカーズ戦については「他の2試合はすごくアグレッシブにいって、積極的にプレーハードしてたなと思うんですけど、この試合はあまり、チームとしてもいい感じじゃなかったので。その中で次が始まるので、僕らもこの2、3日間の練習で集中して、切り替えていきたいと思います」と口にしていた。

文●秋山裕之(フリーライター)

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