「キャリアで最も悲しい日だった…」 新型コロナ感染のF1セルジオ・ぺレスがメッセージ

「キャリアで最も悲しい日だった…」 新型コロナ感染のF1セルジオ・ぺレスがメッセージ

10日間の隔離が必要なため、レースの欠場を余儀なくされたペレスがSNSでメッセージを発信した。(C)Getty Images

かつて小林可夢偉のチームメイトだったことでも知られるセルジオ・ペレス(BWT・レーシング・ポイント)が、新型コロナウイルスに感染し、この週末のイギリスGPを欠場することとなった。ドライバーのCOVID-19罹患は初めてのケースで、同チームの前身であるフォース・インディアに複数年在籍した経験を持つニコ・ヒュルケンベルグが代役を務める。

 現在、ペレスは英国公衆衛生当局の指示に従い、自己隔離しているが、幸い症状は出ていないと伝えられている。今シーズンのF1は開幕が延期された影響でタイトなスケジュールとなっており、イギリスGPから3週連続での開催だが、英国政府のガイドラインでは陽性者は10日間の隔離を受ける必要があるため、同じくシルバーストンで行なわれる次戦の『70周年記念』GPも欠場、スペインGPの出場も危ぶまれている。

 体調が心配されるペレスだが、自身のSNSに「皆さんのサポートと愛情に感謝します! 警戒を怠らず、気を付けてください!」と投稿。「僕のキャリアで最も悲しい日だった…」という言葉で始まる動画で感染に至った経緯を説明した。

 それによると大きな事故に遭遇して入院している母親を見舞うため、母国メキシコに2日間滞在していたが、プライベートジェットを使い、FIAの指示通り、プロトコルを守って移動したにも関わらず、その間に感染したのだという。
  返信欄には「チェコ、迅速な回復を!」「親愛なるチェコ、あなたにCOVID-19による大きな不快感や合併症がないことを願っています。あなたがより集中して、成功への新しい希望を持って戻ることができると確信しています」「あなたがスピーディーに回復し、残りのレースでこれまで見た以上の上昇曲線をたどることを望みます」「決して負けないでください! あなたはすぐにレースに復帰して、勝利します!!」といったファンからの応援メッセージがあふれている。

 メルセデスのマシンに似ているため、“ピンク・メルセデス”とも揶揄されるレーシング・ポイントのRP20だが、その戦闘力は高く、ペレスもオーストリアGPとシュタイアーマルクGPで6位、ハンガリーGPでも7位でフィニッシュ。ハンガリーでは予選4位に食い込み、表彰台も近いと思われていた。3戦を終えた時点でランキング6位と好調を維持していただけに、本人はさぞや悔しいだろうが、まずは一刻も早い回復を願いたいところだ。

文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super

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