メドベージェワが“師弟コンビ復活”の理由明かす。オーサー氏とは「確執ありません」

メドベージェワが“師弟コンビ復活”の理由明かす。オーサー氏とは「確執ありません」

約2年ぶりの師弟コンビ復活となるメドベージェワとトゥトベリーゼ氏。(C)Getty Images

2018年平昌五輪女子フィギュアスケートの銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワが、元コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏に再び師事することについて、ロシア国営放送局『第1チャンネル』のインタビューに応えた。

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 現地16日、ロシアメディアが、メドベージェワとトゥトベリーゼ氏の師弟コンビ復活を報道。同選手は平昌五輪後、幼少期からおよそ10年間にわたり指導を受けていた同コーチの元を離れ、以降は羽生結弦の指導にも携わるブライアン・オーサー氏に師事していた。

 メドベージェワは、「オーサー氏の理解に、もの凄く感謝しています。最大の理解と賛同をもって、私の決断に向き合ってくださったから。私たちは、オーサー氏と良好で友好的な関係にあり、確執はありません。この様な円満解決を迎えられ、うれしく思っています」と、トゥトベリーゼ氏の元へ戻る決心を伝えた際のオーサー氏の対応に謝意を述べ、トラブルなくコーチ変更に至ったことを明かした。

 また、再びコーチを務めることになったトゥトベリーゼ氏については、「トゥトベリーゼ氏とは良い関係にあります。会って、話をしました。今日(16日)から陣営で練習も開始しました。成り行きを見ましょう」とコメント。コーチ変更の理由については、「もっと自分を表現したいから」と明かしている。
  メドベージェワは、同12日と13日に開催されたロシアのシニア代表選手が集まるテスト大会に出場。新プログラムのショート「仮面舞踏会」、フリー「アレグリア」を披露したが、満足のいくパフォーマンスには至らなかった。特にフリーの後半で側転を失敗した際には、演技が中断。これには、選手本人もリンク上で苦笑いを浮かべていた。

 大会後にオーサー氏は、メドベージェワのコンディションについて、現時点の深刻な問題は、同選手が抱える慢性腰痛であり、その回復が優先されるべきと言及。新型コロナウイルスのパンデミック化により、ロシアと(練習拠点の)カナダでリモート指導が続いていることについても、「遠距離での指導はかなり難しい。この状況に対処できる策がない。メドベージェワは、カナダのリンクで予定していた練習ができていない」と、不安を吐露していた。

 ハイレベルなジャンプを武器に若手選手が台頭するロシア。それでも、持ち前の表現力で感動をもたらすメドベージェワのパフォーマンスは別格だ。母国の陣営と再タッグを組んだ女王が、復活する日を心待ちにしたい。

構成●THE DIGEST編集部

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